健康管理士会北海道北海道

2024年4月 活動報告

 

日   時 令和6年4月14日  13:30~14:30
会   場 エルプラザ 会議室 (4階研修室2)
参加人数

17名

テーマ

「基礎講座受講から話題のご紹介」

①「肺高血圧症」と

②「肺NTM症」とは?

 

講師:江利山 範子(会員)、和島 英雄(会員)

内 容

肺の病気を調べると~45もの疾患名が!

 

①何とかしたい!息切れPAH「肺高血圧症」~指定難病

症状:息切れ、疲労、めまいや失神、胸の痛み、心臓の動悸とより速い脈拍数など。

肺高血圧症とは、心臓と肺を結ぶ肺動脈の血圧が高くなる病気

心不全を引き起こす事がある。早期発見、早期治療が大事。

指定難病だが、治療の進化で上手に付き合える病気。

患者年齢は、若い方に多かったのが近年50歳以降の方が増加(更年期症状と勘違い)

生存率は、1980年代は34%、現在は90.7%

 

②中高年女性に多く、長引くせきに注意を「肺NTM症」

肺NTM症

患者が増えているのに、認知度が低い(早期発見が要)

細菌が肺に感染し発症する。呼吸器感染症。

水や土壌の中の菌の含む水滴や、土ほこりを吸い感染すると考えられている。

中高年女性に多い(特に40歳以降が急増)

ガーデニングやストレスなどが原因となっているのではないか。

年間8000人が発症し、1000人以上が死亡している。

原因は、土、水、ほこり、浴室内のカビ、ぬめり、湯垢など

抗酸菌による感染症(10年以上の長い時間をかけてゆっくりと進行)

 

<参加者の感想>

・肺高血圧症、肺NTMは、生活の変化の中で、除菌を普通にする様になっちる現在にとってそれが原因になっている、という事で、恐ろしいなぁろ思いました。お風呂の掃除は気をつけたいと思いました。

 

・肺の病気がたくさんある事に驚きました。早期発見が大事という事と、日頃からの免疫力アップもとても大事だなと改めて感じました。

私も中高年女性なので気を付けたいと思いました。

 

 

 

2024年2月 活動報告

 

日   時 令和6年2月18日  13:30~15:00
会   場 エルプラザ 会議室 
参加人数

12名

テーマ

「基礎講座受講から話題のご紹介」

①「メッケル憩室」とは?

②「太陽光が近視の予防に効果」

③「妊娠中の妊婦の血液中カルテノイド濃度が高い程、生まれた子供の

アトピー性皮膚炎のリスクが低い」

 

講師:山口 美智子(会員)、菅原 正(会員)

内 容

 

①「メッケル憩室」とは?

 

 小腸の壁の一部が袋状になって外側に突き出たもの。

 KANさんの訃報によりメッケル憩室がんが話題となっていたが、

 症例としては少なく、先天性の原因で発生する頻度は0.6%から1.2%。

 多くの方は一生何の影響もない場合も多い。

 症状は、潰瘍、腸閉塞、メッケル憩室炎、穿孔、嘔吐、腹痛、発熱など。

 初期の発見がしにくいので定期的で適切な検査を。

 

②「太陽光が近視の予防に効果」

 

 子供の近視が増えている。

 デジタル機器に触れる時間の増加が原因とされるが、画面を見る時間が

 長くても、外遊びをしっかりしていれば近視の程度が軽くなる。

 遺伝より環境。

 近視を放置すると緑内症、網膜剥離、近視性黄斑症などの発症リスクが

 高くなる。

 太陽光に含まれるバイオレットライトを浴びること。

 日陰でも有効。室内であっても窓際の日の当たるところでも有効。

 紫外線の対策は重要なので、対策をしながら日光を浴びよう。

 

③「妊娠中の妊婦の血液中カルテノイド濃度が高い程、生まれた子供の

アトピー性皮膚炎のリスクが低い」

 

 カルテノイドは細菌や菌類、植物、動物など多くが生合成する黄色または

 赤色の天然色素で、トマトや人参などの食材に多く含まれる。

 高い抗酸化作用がある。妊娠中や離乳食においてカルテノイドの接種が

 重要である。

 カルテノイドを活用した「人工光合成」の実現に向けての研究も進んでおり

 アレルギーだけでなく、資源環境にも貢献する可能性がある。

 

◆参加者の感想

・メッケル憩室は自分の職業もあり、とても興味深い内容でした!今後、患者さんに接するときも理解が深まると思います。ありがとうございます。

・近視、カルテノイドのお話は今自分や周りの妊婦さんにとってとても有益な情報でした。子どもたちと日光の下で遊ぶ回数増やします。周りの妊婦さんへの情報提供もしてみます!ありがとうございました。

 

・メッケル憩室について先天性という事を聞いて、予防などは関係なく症状が出た時点が大切なんだと勉強になりました。すべてにおいて、早期治療が大切なんですね!

カルテノイドの血中濃度に関しても、自分の子供に置き換えて見て、アトピーだったので、濃度が低かったのかな?と今更ながら思いました。てっきり、親がアトピーだと遺伝するのかと思ってました。

とても良いセミナーでした。ありがとうございます。

 

・私も娘も近視なので、太陽光と近視の関係はすぐに取り入れたい内容でした。紫外線を防止しながら太陽の恵を受けようと思います。

カルテノイドがエネルギー資源になるお話は、これからの可能性として注目したい内容でした。

 

 

 

2024年1月 活動報告

 

日   時 令和6年1月12日  13:30~15:00
会   場 エルプラザ 会議室
参加人数

12名

テーマ

「生活習慣で高める免疫力.後編」

     講師:並河 康浩さん(会員)、

           オーソモレキューラ栄養医学研究所 認定講師

            栄養アドバイザー

     東洋医学研究院 東洋医学総合整体師、東洋医学つぼ療法士

内 容

①そもそもそもそも免疫機能とは?

②私たちの身体を守る免疫の仕組み?

③免疫が下がる原因は?

④免疫力を上げる方法はあるの?

⑤免疫力を維持するために始めたい生活習慣は?

⑥低下した免疫機能を高める事はできるのか?

⑦まとめ、免疫力を上げる生活を手に入れる

 

以上、項目別に詳細説明。

 

免疫力を維持するための生活習慣

  1. 体内時計(時間栄養学と連動)を崩さない生活習慣
  2. 骨の健康状態を常に維持。骨髄で白血球生成。カルシウムとコラーゲン(タンパク質、鉄、VC)
  3. 高血糖と血糖値乱降下を起こさない食生活(血糖値スパイク注意)
  4. 腎臓機能(免疫機能維持に重要)の健康状態を維持
  5. 良質な腸内環境(腸内細菌を元気に)の維持(腸内細菌をバランスよ良く)
  6. 1日3食の食事バランスと時間栄養学(何時に何を食べるの?)
    ※注 昨年5/25札幌市民成人(26-64)の朝食抜き、男性17%、女性18%
  7. 適度に運動
  8. 良質な睡眠
  9. ストレスをためない(自律神経のコントロール)

 

免疫力を維持するための行動習慣

  1. 毎朝決まった時間に起きて朝日を浴びる(体内親時間ズレをリセット、VD3産生、ホルモン分泌)
  2. 朝はまずコップ一杯の水を飲む(腸に刺激を与える→腸の蠕動運動促す。)
  3. 朝食を必ず摂る(朝日を浴びて2時間以内、朝食から5時間後昼食、直食から10(12)時間後夕食(3食のタイミングは時間栄養学)~朝ごはんは子時計リセット、脳や身体のエネルギー源、体温上げ代謝UP、体内リズムを整える。食事メニューはタンパク質、ビタミン各種、鉄、ミネラル、食物繊維、オリゴ等、根菜、発酵食品2種類以上摂る(腸内細菌のエサ、短鎖脂肪酸-免疫細胞UP)タンパク質は毎食手のひら大を
  4. 朝食後は習慣的にトイレタイムをつくる(良質な便を排出し腸の健康な活動を促すことで免疫機能維持)
  5. 日々、適度な軽い運動習慣~散歩、ウォーキング、ジョギング、寝る前の軽いストレッチ等。筋肉増強でIGA強化(グルタミン貯蔵とビタミンA)
  6. 夕食は寝る約3時間前までに済ませる。寝る前の軽いストレッチ運動、読書、音楽を聴く等
  7. 寝る2時間程前シャワーではなく入浴する(41℃以下で10~15分少し汗ばむ程度→リラックス
  8. 寝る1時間以上前からテレビ、スマホ禁止(脳神経を活動モードからリラックスモードへ)光の刺激
  9. 睡眠時は、光・音をシャットアウトして7~8時間熟睡(脳細胞の情報整理と神経細胞構築)

※注 夕食後~睡眠、翌日の朝食の間(12時間)は絶食(腸内環境、腸内最近バランスを整える為に必要な時間)

※よく眠る、よく笑う、規則正しい時間に寝起きする、適度な運動をする、ストレスを溜めないなど、免疫力を高めるには健康的な生活習慣が基本です。それから食事です。

 

参加者の感想:

・自己免疫力を高める事は色々な事が関わって初めて得られると、改めて理解できました。神様から与えられた自分の体を大事にしたいと思いました。プレゼン資料もよく作り込まれていて感動しました。

 

・免疫力高める生活習慣はみんなが知りたい内容で、素晴らしかったです。

 

・1日お水を2リットル飲む、お水には少しの塩を入れる。塩は天然の精製法が平窯のものを選ぶなど、生活の中で取り入れられる内容も盛り込まれていてとても勉強になりました。意識してできる所から取り入れようと思いました。ありがとうございました。

 

 

2023年12月 活動報告

 

日   時 2023年12月10日(日) 13:30~14:30
会   場 エルプラザ 会議室
参加人数

11名

テーマ

「生活習慣で高める免疫力.前編」

講師  :  並河 康浩さん(会員)、

                オーソモレキューラ栄養医学研究所 認定講師

                 栄養アドバイザー

                 東洋医学研究院 東洋医学総合整体師、東洋医学つぼ療法士

内 容

 ①そもそも免疫機能とは?

 ②私たちの身体を守る免疫の仕組み?

 ③免疫が下がる原因は?

 ④免疫力を上げる方法はあるの?

 ⑤免疫力を維持するために始めたい生活習慣は?

 ⑥低下した免疫機能を高める事はできるのか?

 ⑦まとめ、免疫力を上げる生活を手に入れる

 

   以上、項目別に詳細説明。

 

参加者の感想:

・生活習慣で高める免疫力を維持するには、栄養、運動等のバランスが大切なことは

もとよりですが、体内時計を崩さない生活習慣が、体内ネットワークへとつながり、

身体もそれに答えてくれ、元気に前向きに過ごせることなのだと分かりました。

・免疫力を高めるために、食事、運動、規則正しい生活はわかってましたが、

骨密度もかかわっている事は、知りませんでした。結構、深いところまで

掘り下げた話を聞けて、勉強になりました。

 

 

2023年11月 活動報告

 

日   時 2023年11月12日(日) 13:30~14:30
会   場 エルプラザ2階会議室
参加人数 7名
テーマ 願望実現と瞑想
内 容

講師 江利山 範子(会員)

統合医療はヨガ、ハーブ、アロマ、アールユベーダ、瞑想など相互に組み合わせて行う療法

瞑想は歴史的な心身療法であり身体と心をリラックスすることで創造性も発揮しやすく

外側のストレス源に左右されない

 

<3つの側面>

ボディ 環境 身体 エネルギー プラーナ

マインド 心 知性 エゴ

スピリット 個としての魂 集合的な魂 宇宙 普遍

瞑想をした人としてない人の脳を調べると瞑想した人の方が脳のシワが多い

大脳新皮質→スピリット

大脳辺縁系→マインド

脳幹→ ボディ

<マントラ瞑想>

マントラとはサンスクリット語の「音」 心拍、血圧、呼吸、発汗 安定する

ストレス低減 若返りホルモンの分泌 血小板凝固回避に効果

 

『瞑想のやり方』

  • 心地よい姿勢で雑念を払い静かに一点に集中
  • 目を閉じ掌を上に向けて足の上にのせる
  • 「ソーハム」「アーハム」いずれかを心の中で唱える
  • 約20分1日2回行う

今回は15分音楽を聴きながら瞑想 

厚生労働省統合医療に関わる情報(イージム)に効果が出ている

 

 

2023年10月 活動報告

 

日   時 2023年10月15日(日) 13:30~14:30
会   場 エルプラザ2階会議室
参加人数 8名
テーマ 「健康について考える~訪問リハビリ療法士の視点から」
内 容

講師: 山腰 直樹さん(会員)理学療法士

    増子 春香さん(山腰会員勤務先職員)作業療法士

 

(内容)

1 リハビリについて

*PT~身体の基本的な機能や日常生活動作の改善を支援

*OT~日常生活を送る上で必要な機能回復を支援

(全身調整運動、動作、行為)

  *病院でのリハビリ

  *通所でのリハビリ

  *訪問でのリハビリ

    各リハビリ内容の具体的説明

2 健康とは~介護、運動、保険制度の活用により自立へ 

     それぞれ分野の具体的説明

3 重要なのは「正しさ」ではない、(これが一番正しいと言う事ではない)

人それぞれの形でいい、つまり対象患者が身体、精神共に改善するかが重要。

 

2023年9月 活動報告

 

日   時 2023年9月10日(日)13:30~14:30
会   場 会員専用グループlineによる、オンラインセミナー
参加人数 10名
テーマ 「がんになったら」  講師:安田 真由美さん(会員)
内 容

1 がんになったら、知った置く事の大切さ~あなたならどうしますか?

       *院内外の「がん相談支援センター」の活用(無料)

~家族同席相談でソーシャルワーカー、専門看護師他のスタっフが対応

  今後の治療相談

  治療に関わる経費、医療費について

  自身の仕事対応、仕事先の対応等々の相談窓口

 

2 緩和ケア―について~患者、家族自体が内容の意識が低い

       *医療スタッフ~医師、薬剤師、看護師、ケアマネ等が対応

       *痛みの緩和~薬剤での90%改善~痛み止めの知識を知る

       *薬剤の知識に関して~医師より薬剤師の知識も大事

       *会員看護師から、勤務先での緩和病棟内対応について情報提供もあり他

 

3 講師から、現実の体験談含め、事前情報の収集及び知識の研鑽がいかに

 大切かを知らしめる事も大事だと言う事を聞き入りました。

 

参加者の感想

 

自分の生き方など、どういう生き方が幸せな生き方なのか自分の死生観を考えておくことは、

大事な事だと思いました。

在宅医療も介護も専門知識を持った優れた方々がたくさんいて、不安は取り除いてくれます。

た大切なことは、自分はどのようにしたいか?生きたいか?死にたいか?

自分も、どんな人生が幸せだと思っているか?思えるか?これから考えておこうと思っています

 

 

 

 

2023年7月 活動報告

 

日   時 2023年7月9日(日)
会   場 札幌エルプラザ
参加人数 7名
テーマ 「普通救命講習会」
内 容

20230709 「普通救命講習会」

講師:古川亜優美さん(会員)

(講習内容)

1 一次救命処置~

       心肺蘇生の手順~

        a.安全を確認する   b.反応を確認する   c.119番、AEDの手配

2 普段通りの呼吸があるかの確認

        a.胸骨圧迫   b.人工呼吸   c.組み合わせ

3 AEDの使用手順(従来タイプから一部変更の説明)

    ①AED本体のふたを開けて、電源ボタンを押す

    ②傷病者の肌を露室させ、右胸と左わき腹に電極パッドを貼り付け

    ③AEDの音声メッセージの指示に従い、心電図解析中は胸部圧迫を中断

    ④AEDが電気ショックを押さなくても自動的に電気ショックが行われる機種です

    ⑤電気ショックを行った後は、直ちに胸部圧迫を再会

       ⑥AEDは2分おきに自動的に心電図解析を行います

    ⑦救急車が到着するまで、AEDの電極パッドははがさず、電源もいれたままに

4  心肺蘇生の実施の後

          救急隊員が到着し、傷病者を引き継いだあとは、使用したハンカチ等は廃棄

 

 

<参加者の感想>

今の時代、予想出来ない事ばかりです~講習を受けて、多くの人が知って置かなければ〜

と益々思いわせて頂きました〜倒れた方をどう見分て、どう行動するか、

また食物を詰まらせた時どうするか…等など、餅の次に多いのが、ご飯との事。

日本はお年寄りが多く成りました。子供達は柔らかい食物ばかり食べる(好む)子供達の為に、

もっと多くの人に伝えて下さる事を願います〜講習して下さった吉川さんに感謝致します

 

 

 

 

2023年6月 活動報告

 

日   時 2023年 6月11日(日)
会   場 札幌エルプラザ
参加人数 10名
テーマ 量子(波動)療法 講師は会員の遠山立春さん
内 容

量子療法も初めて聞きどのようなものかと話を聞いていると

触れるだけで痛みなどを改善させる施術であり信じることが

大切との事で説明が始まりました。不思議な治療法なと思いながら

聞いていましたが実体験する事で本当に不思議な感覚が・・・

1の法、0の法、2の法、3の法と具体的な方法を教えていただき

イメージが大切で信じながらの実践していきました。

参加した方は実際に体験し不思議な経験をすることができました。

色々なことに使えそうなので忘れずに実践できたらと思いました。

これは体感した人にしかわからない感覚であり面白いセミナーでした。

 

 

 

 

 

 

2023年5月 健康セミナーを行いました

 

日   時 2023年 5月14日(日)
会   場 札幌エルプラザ
テーマ うつ病の予防について
内 容

講師は、一般社団法人 日本うつ病サポート協会 大滝さんの講義と

最後に代表理事である中山さんが質問に答えてくれました。

 

心の病の原因となるストレスとは何か、ストレスの種類と対応方法、

心のキャパシティとうつのサインについて教えていただき、

その後質疑応答の時間でさらに学びを深めることができました。

心を休ませるためには、脳を休ませることが重要で

脳を休ませるための「考えないようにする」とはどういう事かを

学ぶことができました。

 

質疑では、子供に対するもの(子育てや不登校)、職場の人に対するもの(不調者)

自身についてはどうしたらよいかなど、

色々な話が聞くことができ実践につなげられそうな話もあり

多くのことを学ぶことができました。