| そもそも「ストレス」とは、機械工学の用語で「物体のゆがんだ状態」を意味するもので、そのゆがませる要因を「ストレッサー」といいます。 このストレスの概念を医学に持ち込み、我々人間の心身に各種の刺激を引き起こすものを「ストレッサー」とあらわし、それにより心身がゆがんでいる状態を「ストレス状態」とあらわすようになりました。現在では、細かく分けず全てを「ストレス」と呼んでいます。 |
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| ゴムボールを上からギュッと押しつぶした状態を考えてみましょう(上図参照)。 ボールをゆがませた手の力が「ストレッサー」であり、それによりボールがゆがんでいる状態が「ストレス状態」と言う事になります。 |
| ストレス状態を引き起こす「ストレッサー」にはどういうものがあるのでしょうか。 | ||||||
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| ストレッサーは、図のように自然に代表される外部環境や社会環境を要因とする「外的ストレッサー」と個人的な状態や生理的状況の変化を要因とする「内的ストレッサー」の二つに大きく分けられます。 つまり、ストレスは社会や人との交流だけでなく、暑さや寒さ、過労などの生活環境などからも生じるのです。このように我々は実にさまざまなストレスにさらされているため、常にストレスとは切っても切れない生活を送っているということになるのです。 では、これらのストレスを受けると我々の体はどうなるのでしょうか? 次に、ストレスを受けた時にからだにあらわれる反応について説明します。 |
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| 我々の身体はストレスを受けた時に何らかの症状がシグナルとしてあらわれます。それをストレスに対する適応反応と呼びます。実際にストレスを受けた際に適応反応はどのようにあらわれ、どのような段階を踏んで進行していくのでしょうか。 |
| 下のグラフは、ストレスによる生体の抵抗力の変化を副腎皮質重量の変化とともに表したものです。 |
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| ストレッサーがかかりつづけると、グラフのような3つの時期、4種類の反応を経てストレス状態が続いていくことになります。 |
| 下図に各段階の適応反応の特徴をピックアップし分かりやすくまとめました。 |
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| 反ショック相の時期にストレスに気が付き対応すればいち早く回復が可能です。 また、抵抗期の段階で無理をしなければ次の段階に進まなくて済むこともできるのです。 しかし何の対処も無く、なおかつストレスの量がはなはだしい場合は、死に至ることもありうるのです。 そんな悲劇的状況を避けるためにも、我々はまずはストレスに気が付くことが重要なのです。 次の項で、ストレスにさらされた時の生体反応を説明しましょう。 |












