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がん(悪性新生物)とは

乳がんA−検査
検査
−乳がんの診断の流れ−
発見動機 自己検診 定期検診
↓ ↓
検査と診断 問診
↓ 
視診
↓
触診
↓
乳房にしこりが発見されたら、良性腫瘍か悪性腫瘍か見極めることが必要です。
補助診断

(上記の診断方法では発見しきれませんし、良性・悪性の鑑別を下します。)

(1) 自己検診
自分の乳房に触れて、異常の有無を調べるのが自己検診です。
20歳を過ぎた頃からは、月に一度、自己検診することをお勧めします。生理が終わって2〜3日くらいが乳房の腫れが少なくて、もっとも調べやすいでしょう。
人差し指から小指までの4本の指を伸ばして指腹で乳房全体をなでるように触ってみます。
入浴時に石鹸ですべりやすくして触ってみてしこりがあれば、少し引っかかるような感触があるはずです。
自己検診 指腹で
上半身を鏡に写し、両腕を上下させて乳房の動きや形の変化をよく見ます。乳房の大きさ、形、ふくらみ、くぼみ、ひきつれ等を確認しましょう。角度を変えて見ることも大切です。 自己検診 鏡で確認しましょう
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(2) 定期検診
30歳を過ぎた女性は、専門医による定期検診を年に1回は受けましょう。自己検診では発見できないような小さなしこりが発見されることもあります。
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(3) 診断
● 問診
問診は乳房の診察の前に行ない、以下のような質問に答えます。
  • 発見動機
    (いつ、どのようにして気づいたのか)
  • 月経状況
    (初潮・周期・閉経の年齢など)
  • 妊娠歴・授乳時の状況
    (乳汁の出・左右のちがい・人工乳授乳の割合など)
  • 家族歴
    (血縁者に乳がんになった人がいないか、他のがんになった人はいないか、など)
  • 既往歴
    (乳腺の病気にかかったことがあるか)
↓
● 視診
上半身の衣類は全部脱ぎ、座った状態で腕を上げ下げして、乳房のひきつれ、へこみ、盛り上がりなどの変化を観察します。
↓
● 触診
診察台に仰向けになり、手のひら全体や指の腹で乳房に触れます。さらに腋下や乳房の外側からもなでつけをして、しこりの確認を行ないます。異常があれば、指先で詳しく調べます。

リンパ節転移などの異常を調べるため、座った状態で両側の腋下や頸部のリンパ節も調べます。

乳腺専門の医師であれば、この触診で高い確率で悪性・良性の鑑別をすることができます。
(4)補助診断
補助診断では、上記の診断方法ではしこりを触れなかった早期の微細な病変とがんの発見や、しこりの良性・悪性の鑑別を下します。以下の補助診断の組み合わせで最終的な診断が下されます。
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● 単純乳房撮影法(マンモグラフィー)
方法 一般的な乳房のX線検査です。検査装置で乳房を板で圧迫してはさみ、上下からと、左右からを撮影します。

胸部や腹部のX線より被曝線量の少ないX線を用いた乳房用X線装置で乳房の中を撮影します。
乳がんであるならば、砂をちらしたような微小な石灰化像や、形の整っていないこぶの陰影が撮影されます。
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● 乳管造影法
方法 乳頭から乳管に細い管を挿入して造影剤を注入して、乳管内部のX線写真をとります。
乳頭から出血や分泌物が見られるような、乳管から発生した早期の腫瘤の診断に役立ち、乳管の変形やとぎれの状態により病巣の状態の確認に役立ちます。
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● 乳管内視鏡検査
方法 乳頭から非常に細い内視鏡を挿入し、乳管の状態を調べます。
乳頭からの分泌物がある場合、一部の病院で行なわれている検査です。
乳管内のがんの状態や出血部位などが確認できます。
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● 超音波診断(エコー)
方法 乳房の表面から超音波を臓器にあて、組織からの反射波を測定します。腫瘍の周囲や内部の血液の流れによって、良性・悪性の鑑別もできます。
乳がんの検査でもっとも痛みなどの苦痛がなく、副作用などの心配がないので安心して検査をくり返し行うことができます。正診率も高い検査です。
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● 細胞診

・ 乳頭異常分泌物細胞診
方法 乳頭から出る異常分泌物を顕微鏡で調べ、細胞の異型度を診断します。
乳頭分泌だけでしこりを触れない早期がんや、乳房パジェット病などの診断に有効です。

・ 穿刺吸引細胞診
方法 乳房の中のしこりを細い針で直接刺し、微量の細胞を吸引して、顕微鏡でその性質を調べる検査です。
非常に高率な正診率で、乳がん診断に最も有効な検査です。
1.0センチメートル以下の微細なしこりでも適確に診断できます。
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● その他
近年、磁力を用いたMRI(磁気共鳴診断装置)や、放射性同位元素によるアイソトープ検査などでの診断が試行されています。

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