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がん(悪性新生物)とは

子宮頸がんB−治療
治療
子宮頸がんの治療法を選択する際、子宮や卵巣の温存が大きな問題になります。

子宮を温存すれば、妊娠や出産の可能性が残りますし、卵巣を温存すれば、女性ホルモンの分泌などといった機能が残りますのでホルモンのバランスの変化によって生じる更年期障害に似た症状の発症を遅らせることができます。

手術療法、放射能治療、化学療法(抗がん剤)を単独で行うこともありますが、がんの進行度によって組み合わせて治療を行うのが一般的です。
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子宮頸がんの進行期分類と治療法
0期
子宮頸がん 0期
子宮頸部の細胞のがん化が上皮内でとどまっている状態。

手術療法が主体です。

円錐切除手術や子宮全摘手術が行われます。
T期
子宮頸がん T期
がんが子宮頸部の粘膜〜奥の組織にとどまっている状態。

手術療法が主体です。手術後、排尿困難になりますが、約1ヵ月でほぼ元の状態にもどります。

T期の中でも以下のように分類され、浸潤の程度により治療方法が選択されます。

●Ta期
T期の中でも程度の軽いものを差しますが、浸潤の程度により治療方法が選択されます。
  • 子宮全摘、両側付属器切除(卵巣、卵管を切除)
  • 円錐切除手術
  • 準広汎子宮全摘出術または広汎子宮全摘出術
  • 放射線の腔内照射

●Tb期
T期の中でも、少し進行したものを差します。
  • 放射線の腔内照射と外部照射の併用
  • 広汎子宮全摘出術
  • 広汎子宮全摘出術(リンパ節郭清)と術後放射線治療
U期
子宮頸がん U期
子宮頸部の周囲まで広がり始めた状態。(骨盤壁または膣壁の上方2/3以上には及んでいない状態。)

外科治療が主体です。
V期
子宮頸がん V期
骨盤壁に及んだ状態。あるいは膣壁の上方2/3以上に及んだ状態。

放射線治療が主体で、抗がん剤も用いられます。
W期
子宮頸がん W期
膀胱や直腸に及んだり、また肺や肝臓などの遠隔の臓器に転移した状態。

放射線治療が主体で、抗がん剤も用いられます。

子宮頸がんは、これらの治療法でよく治りますが、なかには治りにくいものもあります。それが腺がんです。

子宮頸がんは、顕微鏡で見た細胞の形によって以下のように分類されます。

・扁平上皮がん
子宮頸がんの約80%を占めています。

・腺がん
子宮頸がんの約20%を占めています。

・早期にリンパ節に転移しやすい。
・放射線が効かない
−子宮頸がんの分類−子宮頸がんの分類 扁平上皮がん 腺がん

上記の理由で治る率が扁平上皮がんより低いですが、0期にはほぼ100%治るので、早期診断が非常に重要です。
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次に手術方法をいくつか説明します。
◆外科療法
円錐切除手術
未婚女性や妊娠・出産を希望する女性の場合は、メスやレーザーを用いて子宮頸部のがん細胞とその周囲を円錐状に切除します。しかし、子宮を温存すると再発や転移のリスクは高くなります。
術後の経過が思わしくない場合は、子宮を摘出することがあります。

子宮全摘手術
  • 準広汎性子宮全摘術
    子宮寄りの子宮周辺組織を少なく取り去る手術です。
  • 広汎性子宮全摘術
    骨盤寄りの子宮周辺組織(子宮と膣の一部)を広く取り去り、がんの転移を防ぐためにも周辺のリンパ節も切除します。
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◆放射線療法
  • 外部照射
      体外から放射線を照射します。
  • 腔内照射
      体内から腫瘍だけに放射線を照射します。
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◆化学療法(抗がん剤)
がんが進行しているときなどは、抗がん剤でがんを小さくしてから手術に望むことがあります。

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