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がん(悪性新生物)とは

子宮体がん@−原因・症状
子宮体がんとは
子宮体がんは「子宮内膜がん」とも呼ばれるように、胎児を育てる子宮の袋の内側にある子宮内膜から発生する病気です。

日本人の場合、子宮体がんの発生する率は子宮頚がんに比べて少なく、20年ほど前には子宮がんに占める体がんの割合は15%ほどでした。それが1999年には30%を越え、今は40%前後と増加を続けています。
その原因は欧米型の食生活、晩婚化、妊娠回数の減少など、女性のライフスタイルの変化が背景にあるようです。

子宮体がんは進行スピードがとても遅いので、初期の段階で発見される事が多く、子宮頸がんよりも治癒率が高くなります。
−子宮がんの発生部位−
子宮がんの発生部位 子宮頸部 子宮体部
原因
子宮体がんは40歳代から増え始め、閉経後の50歳〜60歳代の女性に多く、エストロゲンによって子宮内膜を刺激することが関わっています。子宮内膜は卵巣から分泌されるエストロゲンの作用によって増殖します。ところが排卵の障害などで、エストロゲンの刺激が絶えず続いてしまうと、子宮内膜が多量に増え子宮体がんの発生の母体になります。

その他、以下のような点に注意が必要です。
  • 高脂肪・高カロリーの食事を好む人、肥満体質の人
  • 糖尿病、高血圧のある人
  • 未婚、妊娠・出産経験のないか少ない人
  • 若い頃月経がなかったり、月経不順、ホルモン異常のあった人
  • 血縁に子宮体がん・卵巣がん・乳がん・大腸がんの方がいる人
  • 乳がんのホルモン療法に用いられるタモキシフェンやホルモン補充療法などで用いられるエストロゲン製剤を単独使用している人
−年齢階級別子宮体がん罹患率−
年齢階級別子宮体がん罹患率
国立がんセンターがん対策情報センター罹患データ【2001年】
症状
子宮体がんも他のがんと同様、初期のものほど治癒率が高くなるので早期発見・早期治療が大切です。

子宮体がんは比較的初期のうちから不正出血が起こります。従って「月経以外におかしな出血が長く続く」、「閉経期の頃に月経の上がりが悪い」、「閉経後に不正出血がある」といった場合は子宮体がんを疑う必要があります。この不正出血が前がん状態のシグナルであることもあります。
他に、排尿痛または排尿困難、性交時痛、骨盤領域の痛みなどの症状が現れることがあります。

これらの症状が見られた場合には産婦人科で検査を受けましょう。なお、集団検診で行う「子宮がん検診」は通常、子宮頚がんの検診を指します。子宮体部がんのリスクを高める要因に当てはまる方は、子宮体がんの検診を定期的に受ける事をお勧めします。

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