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脳血管疾患とは

脳梗塞A−検査
検査
一過性脳虚血発作(TIA)が起こっても短時間で治まってしまうため、ほおっておく方が多いようですが、いったんTIAを起こすと1週間〜1ヶ月以内に脳梗塞を起こす危険性が高くなります。
たとえ短時間であってもTIAと思われる症状が現れたら、すぐに医療機関にかかることが重要です。

正確な診断を受けるために、発作が「いつ」、「どのような症状が」、「どれくらいの時間続いたか」などメモしておきましょう。

医療機関で行われる検査は以下のものです。
CT検査
X線を用いて撮影して、コンピュータ解析で断面を写し出します。脳梗塞の検査にはまず欠かせない検査です。コンピュータ断層撮影検査のことです。

脳を輪切りにして撮影でき、脳卒中の種類や病変の部位・程度を診断できます。

脳梗塞の場合、発病後数日経つと病変を確認できます。

短時間で撮影ができますが、小さな病巣や脳幹、小脳の病変はわかりにくく、TIAの場合、異常が見つかることはあまりありません。そのためMRI検査をさらに行います。
MRI検査
MRI検査とは、磁気共鳴画像検査のことです。
特徴 大きな磁石の中に体を入れ、FMラジオに使われているような電波を当てて、体内組織を構成する水素原子核が共鳴して電波を放出する性質を利用し、体の断面を撮影して画像化する検査です。
骨に囲まれた部分も写し出すことができるので、頭蓋骨に覆われている脳の検査に適しています。
X線を使用しないため放射線被爆はありません。

CT検査では写りにくい塞栓部の発見に威力を発揮します。

MRA検査(磁気共鳴血管撮影)という血流の異常を詳しく調べることのできる検査もあります。
方法 検査を受ける方は、検査台にあお向けに寝て、トンネル状の磁気装置の中に、首から上を入れて安静にします。(緊急用のブザーが渡され、検査中は手に握っている状態となります)
技師はモニター室に入り、ガラス窓越しに検査室の様子を見ながらコンピュータ操作をしてモニタを確認して撮影をします。
トンネル状の装置の中では連続的に大きな振動音が響きますが、20〜30分程度で検査は終了します。
判定 自覚症状がない脳梗塞も発見することができます。
最近では早期の小さな塞栓も発見できる「拡散強調画像法」があります。(この方法は高性能のMRIが必要なため、受けられる医療機関が限られています。)

脳梗塞が起こると梗塞部の脳細胞の中に水分子が入りこんで細胞内にとどまるので、細胞のひとつひとつがむくんで大きくなって細胞間のスペースが小さくなります。つまり、細胞の外の水分子も自由に動けなくなります。この水分の動きを捉えて画像化するのが「拡散強調画像法」です。
この画像法では、水分子の動きが少ない部分が白く写し出されます。これにより、脳梗塞直後でも梗塞部を見つけることが可能になります。
頸動脈エコー
頸動脈エコーとは、頸動脈超音波検査のことです。
特徴 超音波とは人の耳に聞こえない程高い音のことで、この音波を使って頸部の様子を調べるのが超音波検査で、被曝などの影響がない安全な検査です

頸動脈は体表から浅いところにあり動脈硬化が起こりやすいので、動脈硬化を観察するのに適しています

正常な頸動脈は、ほぼ均等な幅で血液が流れていることが確認できます。
方法 仰向けに寝た状態で、超音波装置の探触子(プローブ)という機械を頸部にあてて、首の表面にある頸動脈を調べるために、首に超音波を直接当てます。

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