| 一般的に、血腫が直径3cm以下の場合や手術による危険性が高い場合は内科的治療が行われます。 |
<血腫が小さい場合>
- 薬物治療で、出血の拡大と脳の二次的な損傷を防ぐ。
- 高血圧の合併の場合、血圧の管理を行う。
- 出血が起きた部位の周囲にむくみにより意識障害やマヒなどが悪化するため、むくみの予防を行う。
これらにより、血腫が吸収され、徐々に小さくなり消えていきます。
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<急性期の治療のポイント>
- 血圧の管理
降圧が良好に行われた場合は、出血が止まり血腫の増大を防ぎ、予後も良いことがわかっているため、血圧を低く保つことが重要です。
降圧治療の推奨基準
・収縮期血圧が、180mmHg以上
・拡張期血圧が、105mmHg以上
・平均血圧が130mmHg以上
のいずれかの状態が20分以上続いた場合、すぐに高圧を行うことが推奨されています。
降圧薬として、カルシウム拮抗薬、β遮断薬、アンジオテンシン変換酵素阻害薬などが一般的です。
- 脳浮腫・頭蓋内圧亢進の管理
脳ヘルニアがおきないように、脳浮腫を改善するための治療を行います。
グリセロールの静脈内投与が一般的です。
- けいれんの抑制
けいれん発作を起こした後にてんかんを残すことが多いため、抗てんかん薬を用いての治療が一般的です。
- 上部消化管出血の予防
脳出血の発作後に胃潰瘍などの上部消化管出血を併発する場合があります。重症な場合は、高齢であるほどその割合は高くなりますので、危険性が高いと判断された場合は、抗潰瘍薬が予防的に投与されます。
ファモチジン、ラニチジン、シメチジンなどが一般的です。
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