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心疾患とは

心筋梗塞A−検査
検査
●症状
特徴
  • 突然起こる胸が締め付けられる激しい痛み
  • 主に胸の中央に痛みがあり、10分以上痛む
  • 息がつまり、呼吸困難になる
  • 冷や汗が出る
  • 脈が乱れる
(詳しくは心筋梗塞-@症状をご覧下さい。)

脳梗塞や糖尿病を患っている方や高齢者の場合、痛みを感じることなく発症することがあります。
普段と様子が違う場合には、急性心筋梗塞症も念頭におく必要があります。
梗塞の部位によっては、上腹部痛による吐き気を伴うことがあるため、消化器疾患と紛らわしいこともあります。

中年を過ぎたら、心電図検査を受けて、心筋梗塞の可能性を早めにチェックしましょう。

(1) 心電図
特徴 病気の症状や病態の変化が大きい時期には、心電図に特徴的な変化が現れるので典型的な心筋梗塞発作の診断は容易です。

変化は以下のものに現れます。(下図参照)
  • ST上昇
  • 数時間後のQ波の出現
  • 数日後の冠性T波の出現
正常な心電図

心筋梗塞の典型的な心電図経過
発症初期には上記のような典型的な変化を示さないことも多いので、時間的変化が観察されます。
胸痛がある場合は、くりかえし心電図をとったものを比較することで心筋梗塞による心電図変化が明らかになることもあります。

(2) 血液検査(心筋逸脱酵素)
特徴
心筋逸脱酵素とは・・・
心筋の細胞が破壊されたときに細胞から逸脱する酵素です。

代表的なものに、クレアチンホスホキナーゼ(CPK)があり、心筋梗塞症発症4〜5時間後から血液中で増加します。
(可逆的な変化である狭心症では、血液中に値の上昇はありません。)
最近では、アイソザイム(同位酵素)であるMB-CPKが用いられることが多くなりました。

(3) その他の検査
●心エコー図(心臓超音波検査)
特徴 心筋梗塞が生じると、生じた部位の心筋の収縮が低下します。この変化を超音波検査でとらえます。
心電図上の変化がはっきりとしない場合や、他の疾患と判断に有用です。
心筋梗塞の広がりや合併症の有無を調べたり、心機能を評価したりするのにも役立ちます。

●冠動脈造影(心臓カテーテル)検査
特徴 冠動脈造影は、心筋梗塞の診断のみならず、冠動脈形成術(PTCA)や冠動脈バイパス術などの治療にも不可欠です。
方法 カテーテルと呼ばれる管(直径1〜3ミリくらいの細くてやわらかいビニールチューブ)を手足の動脈から心臓の血管の内部まで送り込み、造影剤という放射能に反応する薬物を注入して冠動脈の状態を映し出す検査です。

●心臓核医学検査
特徴 心臓に取り込まれる放射性物質(アイソトープ)を利用して画像を得る方法です。
方法
(方法1) 99mt-Tcピロリン酸心筋梗塞シンチグラム

心筋梗塞部に集まったアイソトープを黒く見せる陽性像による方法です。

急性期の一週間まで陽性が保たれるため、急性期の診断に使用されます。

(方法2) タリウム心筋シンチグラム

心筋梗塞部に集まったアイソトープを白く見せる陰性像による方法です。

心筋梗塞の広がりや梗塞部の心筋がどの程度生存しているかを調べるのに役立ちます。

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