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子どもの「夜驚症」とは?特徴と安心の見守りケア

お子さんが夜中に突然、ものすごい勢いで泣き叫んだり、パニックのようになって飛び起きたりした経験はありませんか?子育てを経験された方なら懐かしく思い出されるかもしれませんし、今まさにハラハラとされている方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、そんな夜驚症(やきょうしょう)の小さなお悩みについて、ご家族や周りのみんなでできる優しい見守り方のヒントをまとめました。

 

そもそも『夜驚症』とはどんなもの?

夜驚症は、3歳〜小学校低学年くらいのお子さんに比較的よく見られる症状です。

主な特徴
  • タイミング:寝始めてから1~3時間ごろの深い睡眠中
  • 本人の様子:突然激しく泣き叫ぶ。怒ったように暴れたり「イヤだ!」と拒絶したりすることもあるが、声掛けしても反応せず、目が合わない。
  • 翌朝の様子:本人は叫んだり暴れたことを全く覚えていない。

保護者としては、怖い夢を見ているのかなと不安になりますが、実は「脳の一部は眠っているのに、感情を司る部分だけが一時的に起きてしまっている状態」なのです。そんな時は、脳がすくすく成長しているサインなのだと、少しだけ見守ってあげましょう。

どんなときに出やすいの?

一番の理由は、子どもの睡眠システムが「まだ成長の途中だから」です。スイッチが入りやすい日の特徴をまとめてみました。

  • 昼間の強い刺激:遠足やテーマパーク、運動会など楽しかった興奮
  • 疲れやストレス:運動会の練習を頑張った、発表会で緊張した、体がクタクタな時
  • 体調不良:寝不足、風邪気味で熱っぽい状態の時

お出かけした日の夜は、今日はたくさん遊んだから、夜にちょっとびっくりしちゃうかもねと、ご家族みんなで心構えをしておくだけでも、気持ちがぐっと楽になるかもしれませんね。

みんなでできる「安心の見守りケア」

もしも夜中にスイッチが入ってしまったら、一番大切なことは「無理に起こそうとしないこと」です。周囲の方が心配をして、声を掛け続けたり、体を揺すると、脳がさらに混乱し長引いてしまうこともあります。不安な気持ちを抑えて次の見守りケアを試してみてくださいね。

安全の確保

ベッドなどから落ちたり、壁などにぶつかったりしないように優しくガードする。

部屋の明かりを少し明るく

寝室のドアを少し開けて、廊下の電気を付けるなど、うっすらと明かりを確保する。

落ち着くまで見守る

数分~十数分で落ち着きス―っと眠りにつくことがほとんどです。大丈夫だよと静かに声掛けながら、落ち着くのを待つイメージで見守ります。

少し気にかけておきたい専門家への相談の目安

夜驚症は、成長とともに自然と睡眠リズムを確立し卒業していくものが大半ですが、昼間もずっと元気がなさそうなど、もし不安が続く場合には、かかりつけの小児科でお散歩がてら相談してみるのもおすすめです。何かの病気かもしれないと不安になるためではなく、周りの大人が睡眠不足で辛くなってしまう前に、専門家に頼ってみるための目安にしてみてくださいね。

おわりに

夜中に突然パニックが始まると、見守る側もハラハラとしてしまいますよね。でも、それはお子さまの脳が一生懸命『眠る練習』をしているんだなと思ってみてください。いつかは落ち着くものだから、焦らなくて大丈夫。そんなゆったりとした気持ちで寄り添ってあげてくださいね。毎日、子育てお疲れさまです。見守る保護者の心と体が少しでも休まるよう、ご家族や周りのみんなで温かく支え合っていけたら素敵ですね。

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