社会貢献活動

第79回 健康学習セミナー(オンライン)「健康と病気にかかわる体内の酸素のはたらき」を開催しました

2025.07.01
健康増進支援活動

2025年6月28日(土)、健康学習セミナー「健康と病気にかかわる体内の酸素のはたらき」をオンラインにて開催いたしました。

今回のセミナーでは、旭川医科大学医学部薬理学講座教授の中山 恒先生をお招きし、私たちが生きていく上で欠かせない酸素について、体内での酸素の働きをはじめ、健康・病気との関わりについて最新の研究成果も交えてお話いただきました。

今回の講座で学んだこと

  • 体内での酸素のはたらき
  • 酸素と健康・病気との関係
  • 低酸素環境に適応できる体の仕組みや最新研究成果 など

【挨拶 日本成人病予防協会 学術部 次長代理 越川絵里子】

【講師 中山 恒先生】
(旭川医科大学 医学部 薬理学講座 教授)

スライドを使いながら、わかりやすく解説していただきました。

【参加者の方の声】

  • 少々難しい内容だったが、中山先生の説明がとても分かりやすく、理解できました。低酸素の状態が体内にも存在し、かつ様々な働きをしているとは、目から鱗でした。
  • 酸素の研究が進むことで、低地でも高地トレーニングを再現できる手法が実現化することを期待しています。
  • 酸素のお話がとても面白かったです。HIFの働きをコントロールすることでいろいろな可能性があるということでした、今後が楽しみです。
  • 酸素が健康だけではなく病気予防にもかなりの影響があると知り、毎日の生活の中にも酸素と呼吸の大切さをより意識してそれを周囲にも伝えてきたいと思いました。
  • 知らず知らずのうちに呼吸してお世話になっている酸素のことを勉強させていただいてありがとうございます。もっと感謝して呼吸したり、運動したり、食事をします など

毎日無意識に行っている呼吸ですが、呼吸によって体内に取り入れられる酸素には、エネルギーを作り出したり、私たちを構成する成分の一つであったり、私たちの体にとって、酸素は重要な存在であることを改めて学びました。ノーベル賞の研究についての解説や酸素と貧血やがんとの関係についてもお話いただき、少し難しい内容も含まれていましたが、中山先生にわかりやすく解説していただき、理解を深められた方も多かったのではないでしょうか。

今後も、健康に関する知識をお伝えして参ります。ご参加いただきました皆様ありがとうございました。

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