第81回 健康学習セミナー(オンライン) 「こころを整えてストレス軽減!自分でできる認知行動療法」を開催しました。
2025.09.29
健康増進支援活動
健康教育・人材育成支援活動
2025年9月27日(土)、健康学習セミナー「こころを整えてストレス軽減!自分でできる認知行動療法」をオンラインにて開催いたしました。
今回のセミナーでは、一般社団法人認知行動療法研修開発センター理事長の大野裕先生をお招きし、認知行動療法についての基本的な知識をはじめ、日常生活でできるストレス軽減法など、最新の医療情報も交えてお話いただきました。
今回の講座で学んだこと
- 認知行動療法とは
- こころを元気にする4つのステップ
- 自分でできる!日常生活でのストレス軽減法 など
【セミナーの様子】
挨拶 日本成人病予防協会 広報室 室長 越川絵里子
講師 大野裕先生
(一般社団法人認知行動療法研修開発センター理事長、独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター 認知行動療法センター顧問ストレスマネジメントネットワーク代表(大野研究所所長)/長崎大学客員教授)
スライドを使いながら、わかりやすく解説していただきました。
参加者の声
- とてもわかりやすい内容で、自分自身のセルフケアにもつなげられる学びが多くありました。健康管理士として、相談者の方が前向きな行動につなげられるよう、認知行動療法の考え方をアドバイスに取り入れていきたいです。
- 認知行動療法がとてもわかりやすくて、自分の生活、健康管理士としてアドバイスする時でも役立てたいと感じました。まずは気持ちの整理をして俯瞰する四つのステップを意識してやっていきたいです。
- アドバイスの際には、聴き上手ポイントを意識して、相手を問い詰めるような聴き方をしないように注意したいと思います。ありがとうございました。大野先生のセミナーは聞きやすく分かりやすかったです。90分があっという間でした。
- 「聴き上手」になることによってコミュニケーションが円滑になる。
- こころの変化に気づくことでその後の行動を変えていくことができる。
- 難しいことをするのではなく”やる気スイッチを入れる行動”は意識してやることでなんでも良いということは、気持ちが楽になる感じがし、まずは、このことを伝えてあげることが次の一歩につながると思います。
- ”小さい喜びをシャワーのように浴びる”印象に残りました!
認知行動療法と聴くと難しいものと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、今回のセミナーをとおして、否定的な考え方を見直したり、相手の気持ちに寄り添うなど、自分自身のセルフケアや健康管理士として日頃のアドバイスや予防という観点でもお役立ていただけるポイントを学んでいただけたのではないでしょうか。
今後も、健康に関する知識をお伝えして参ります。ご参加いただきました皆様ありがとうございました。
知識と意識が未来を創る
~医療費の削減を目指して~
日本成人病予防協会 広報企画室