令和7年11月8日(土)、国立オリンピック記念青少年総合センターに於いて、「脳のフレイルを防ぐ食」をテーマに「第19回日本の食育セミナー」を開催致しました。
2025.12.03
健康増進支援活動
健康教育・人材育成支援活動
第一部は、メディア・テレビでもお馴染みの東北大学瀧靖之先生をお迎えし、「日常生活でつくれる!生涯健康脳」と題してご講演いただきました。

東北大学スマート・エイジング学際重点研究センター センター長、東北大学加齢医学研究所教授、東北大学発スタートアップ 株式会社CogSmart代表取締役、医師 医学博士
瀧 靖之 先生
- 健康脳の保ち方
- 認知症がもたらす負担
- 脳を若く保つ6つのキーワード など
認知症の前段階である脳のフレイルについて理解を深め、脳の健康維持、将来の認知症リスク低下につながる、生活習慣の改善法について、最新の研究結果や医学情報も交えながらお話いただきました。

講義の様子
第二部は歯科衛生士で健康管理士の長岐祐子先生をお招きし、「健康脳を保つ『食べる力』」と題しパネルディスカッションを行いました。
- 脳の働きと構造
- 血液脳関門と栄養素
- 咀嚼と脳機能
- 栄養素の摂り方のポイント など
「健康脳」を保つための栄養学的アプローチに加え、口腔ケアの重要性、歯を守るための予防方法などについて、日常的に家庭でできる実践法と共にご紹介いただきました。
今回は、「脳のフレイルを防ぐ食」をテーマにセミナーを開催しました。日常生活で取り入れていただける、食や運動などについての実践法をお伝えできたのではないかと思っております。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

知識と意識が未来を創る
~医療費の削減を目指して~
日本成人病予防協会 広報企画室