健康管理士会長崎県長崎県

2020年6月 定例会を行いました

 

日 時 2020年6月26日(土) 20:00~21:10
場 所 ZOOM会議
参加人数 5名
テーマ コロナウイルス対策について
内 容

3~5月の勉強会は、新型コロナ予防の観点から、中止としていた。
緊急事態宣言解除後の6月19日以降、会議の開催方法を検討してきたが、コロナウイルス感染予防のため、対面で会うことができないメンバーがいることから、当面の間、ZOOMを使ったWeb会議で勉強会を進めることにした。
今回はその第一回目となる。
まず、杉本委員から体温について発表がなされ、新型コロナ対策について議論を行った。

発表内容

① 体温は、体が小さい動物が高く、大きい動物は低い傾向にある。

② ウイルスや細菌などは熱さに弱いので、人が感染した場合は自然と発熱することで、ウイルス等を弱らせ、自己免疫活動を支援している。

議論内容
③ コロナウイルスの感染経路としては、飛沫したウイルスが付着したものに手が触れ、その手を介して目、鼻、口から体の中に侵入してくる。

④ 個人としての対策としては、

  • 外出後の手洗い
  • 外出時のマスク
  • 手で顔を触らない
  • 体温を測り熱がある場合は休む

⑤ 組織としては、

  • テレワーク
  • 時差出勤
  • 誰かが感染しても事業がストップしないような対策

    (例えば、事業が継続できるグループを複数作り、それらを階や部屋ごとに分けることで、あるグループが感染しても、会社としての事業は継続できるなど)

⑥ マスクを外した時に湿気た状態から急に乾燥させるので、皮膚炎が増加している。また、これからは、熱中症にも注意が必要である。
⑦ これまでは、ワクチンができるまで医療崩壊をさせないよう、極端な移動制限が行われてきたが、経済活動も戻さないといけないため、社会全体として感染が繋がらない環境づくりが必要となってくる。
⑧ 次回以降もWeb会議とし、木下会長が発表することになった。


講座風景

2020年2月 定例会を行いました

 

日 時 2020年2月15日(土) 14:00~16:00
場 所 西諫早公民館(長崎県諫早市山川町1番地3)第4会議室
参加人数 3名
テーマ 発達障害について
内 容

廣瀬会員から、ADHDについて発表してもらった。

  1. ADHDとは、年齢に不釣り合いな注意力、衝動的・他動的な行動障害、社会的な活動や学業に支障をきたすものをいう。
    ・小学校では、クラスに2人ぐらいはADHD症状を持つ子がいる。
    ・染色体異常による先天的な脳機能障害と考えれれている。
    ・女子(XY)より男子(XX)に多く、X染色体の異常が原因なのでは?
    ・学力はある。エジソンや坂本龍馬もADHDだったのでは?
  2. ADHDを持った子がいる家庭は大変。
    ・子供の問題行動は、親が躾をしてこなかったためだと親は相当悩むが、病院で病気だと分かると、一様に安心される。
    ・しかし、そのあとどうすればいいのか、途方に暮れる。
    ・発達障碍者支援センターに相談して欲しい。
  3. ADHDは治らない。
    ・この病気は治らないので、本人や周りの人が自覚して行動し、症状が今より悪化しないように対応していく。
    ・原因ははっきりしないが、家族性があること、周囲の環境(発症のきっかけ)も関わっているのではないかと考えられている。
  4. 我々はどうすればいいのか?
    ・病気だと考えて、本人を尊重してあげる。
    ・発達障害者支援センターといった相談場所を紹介してやる。

次回:3月21日
・杉本会員から、食品添加物について発表してもらう。


活動の様子

2020年1月 定例会を行いました

 

日 時 2020年1月18日(土) 14:00~16:00
場 所 西諫早公民館(長崎県諫早市山川町1番地3)第4会議室
参加人数 7名(内会員5名)
テーマ 足もみ体験
内 容

福岡から足もみ塾の講師である大内さんをお招きして、足もみ体験を行った。

  1. 足もみの効果
    ・足裏のツボを専用棒で強く押すことで、足だけではなく体全体の体温が上昇する。
    ・経絡を通じて、内臓の活動を活性化させる。
    ・むくみがなくなり、足がスマートになる。
  2. 足もみの体験
    ・足の柔軟ストレッチを行う。
    ・足裏にクリームを塗り、滑りをよくしてから、専用の棒で、反射区図を見ながら、効果が期待できる範囲を強く押し込む。
    ・足裏の痛い箇所と体の調子の悪い部位とが一致しているところに感心してしまった。

  3. 1か月で足の状況が変わるということなので、みんなでマッサージすることを確認しあって、解散した。

活動の様子

2019年12月 定例会を行いました

 

日 時 2019年12月21日(土) 14:00~15:50
場 所 西諫早公民館(長崎県諫早市山川町1番地3)第4会議室
参加人数 3名
テーマ
  1. 特別講座の反省会
  2. 今後の活動方針
  3. 健康情報の交換
内 容

上記のテーマについて、紅茶やナッツ類を食べながら、議論を行った。

  1. 特別講座の反省会
    ・15名参加のうち、佐世保市内からの参加が7名であった。フリーペーパーや新聞でのお知らせが一定の成果としてはあった。
    ・一方で、アンケート結果を見ると、長崎のときと比べて反応が薄い。
    ・新規の健康管理士の出席も一人だけであった。
    ・人集め、特に新たに健康管理士の方が参加するにはどうすればいいのか、課題である
  2. 今後の活動方針
    ・定例会を毎月第3土曜日14時から16時までとする。
    ・来年度の講座をどうするか。
    (1)諫早市で同じような講座をやる。
    (2)健康フェアに出展する。
    (3)運動普及指導員などの研修会のような一定の集まりが約束された会合に出席させてもらう。
    などいろいろな意見が出た。まずは、(2)か(3)を目指すことになった。
    ・次回勉強会(1月18日)は、足もみを体験することにする。
    (会長の知人が福岡から指導に来ることになり、足もみ棒を含めて参加費500円で開催することになった。)
  3. 健康情報の交換
    ・牛乳に含まれたカルシウムは、マグネシウムがないと骨として吸収されない。飲みすぎは、胆石の原因となる。
    ・小麦粉が体に悪いのは、グルテンが原因である。グルテンはくっつける性質があり、腸の壁に粘着性のものがくっつき栄養の吸収を妨げる。
    ・糖が病気の原因の場合が多く、いかに食べないかが課題である。

活動の様子

2019年11月 長崎県健康管理士会設立2周年記念 特別講座を開催しました

 

日 時 2019年11月24日(日) 14:00~16:30
場 所 アルカス佐世保大会議室B
参加人数 一般参加者15名、スタッフ3名、講師2名
テーマ
  1. リバウンドしない健康ダイエット
  2. まなんで笑って 健康貯金
内 容 上記のテーマについて、木下会長と福岡県健康管理士会木原講師から講話を行った。

  1. リバウンドしない健康ダイエット(要旨)
    • メタボリックドミノの通り、肥満は糖尿病や合併症につながる。
    • 体重を5%減らすと、健診の数値が劇的に改善する。
    • ほとんどのダイエット法は、半年過ぎるころからリバウンドする。
    • 原因は、人間が本来持っているホメオスタシスの影響で、
      自分にとって居心地のいい体重に自然と戻ってしまうためである。
    • 太る原因はインスリンの分泌である。それを抑えるために、添加糖、精製された穀物・たんぱく質を減らし、脂肪・食物繊維を増やす。
    • 体重の設定値を変えるには、インスリンを一定期間分泌させないように、断食を行う。
      その時間が長いほど、効果は大きい。
    • 断食の具体策としては、間食は取らない、夕食を早く食べ朝食との時間を長く開けるなど。
  2. まなんで笑って 健康貯金(要旨)
    • 転倒から死へ至ることが、交通事故より多くなっている。
    • 転倒を予防するには、股関節を柔軟に、太ももを意識して上げる。
    • 常に口角を上げ、意識的に笑うことで、脳をだまし、健康も人間関係も良くなっていく。
    • シナプソロジー:木原講師の指導のもと、普段使わない動作の組み合わせや言葉遊びを行い、脳を活性化させた。
    • 参加者が対面し、強引に笑うことで、お互い笑いあえる和やかな雰囲気になり、一体感を体験できた。
 
活動の様子

2019年10月 定例会を行いました

 

日 時 2019年10月26日(土) 14:00~15:50
場 所 西諫早公民館(長崎県諫早市山川町1番地3)第4会議室
参加人数 4名
テーマ リバウンドしない健康ダイエット
内 容 上記のテーマについて、木下会長からプレゼンがあり、その後ディスカッションを行った。

〇メタボリックドミノにより、肥満は糖尿病や合併症につながると説明。
〇肥満は遺伝するが、生活習慣を改善することで解決していく。
〇カロリー制限法は、ホメオスタシスのことを考慮していないので、実態と違う場合がある。(摂取カロリーが少なければ、基礎代謝は減る。)
〇四群点数法は、脂質・たんぱく質・野菜を固定して、炭水化物群でカロリーを制限しているので、ある意味、(糖質制限に近い面もある。
〇低糖質ダイエットは、主食を従来の半分程度に制限し、おかずはたっぷり食べるロカボ食が取り組みやすい。
〇ダイエットでリバウンドするのは、ホメオスタシスで体重の設定値が決められているから。
〇太る原因はインスリンの分泌。血糖だけではなく、たんぱく質にもインスリンは反応する。インスリン分泌を抑えるためには、添加糖、精製された穀物、たんぱく質を減らし、脂肪・食物繊維を増やす。
〇体重の設定値を変えるには、インスリンを一定期間分泌させないように、断食を行う。その時間が長いほど、効果は大きい。
◇自分は何が原因で太っているのか自覚することが大事。それを解決する食生活を行い、前のやり方の戻らない。
◇間食は取らない。体重を測ることを日課にする。
◇久山町の研究をもう少し掘り下げてみては?
◇インスリンを上げる食品を具体的に挙げてみたらどうか。
◇目標体重を決めて、ダイエットを実行する。
◇未病から健康な人を対象に、具体的な取り組みを提示し、最後に最新情報として今回の説明を行う。(糖尿病の人を対象としない。) 

 

●次回は、健康体験講座の前の週ぐらいに、講座の段取り調整を行う。
●講座の司会を廣瀬会員にしてもらう。
●チラシを至急作成し、長崎新聞、本部などへ依頼を行う。

 
活動の様子

2019年9月 定例会を行いました

 

日 時 2019年9月14日(土) 14:00~15:50
場 所 西諫早公民館(長崎県諫早市山川町1番地3)第2会議室
参加人数 5名
テーマ
  1. 糖尿病とオーラルフレイルのお話
内 容 上記のテーマについて、本田会員からプレゼンがあり、その後ディスカッションを行った。

〇糖尿病は、生活習慣(体重増加、運動不足、動物性脂肪の多い食事)により、インスリンの分泌を促す膵臓が酷使され、血液内の糖が増えると活性酸素も増え、血管が破壊されることで、酸素と栄養素が行き届かなくなり、糖尿病となる。

〇予防には、PFCバランス(炭水化物6:たんぱく質2:脂質2)とGI値が低い食事を摂ることである。

〇有酸素運動とレジスタンス運動は、血糖値を下げる効果がある。

〇歯周病菌が血液の乗って全身に悪影響を及ぼすことがわかった。菌が出す毒素で血液中にTNF-αが増え、インスリンの働きが低下する。

〇オーラルフレイル(口腔虚弱)の危険性に気付く:生活習慣病の原因に歯周病もあり、それは口腔機能の低下も関係している。

〇唾液腺マッサージや口の筋肉を鍛えることで、口の老化を防ぐ。

 

●次回は、健康体験講座のテーマ「リバウンドしない健康ダイエット」を木下から発表する。


活動の様子

2019年7月 定例会を行いました

日 時 2019年6月29日(土) 14:00~15:50
場 所 西諫早公民館(長崎県諫早市山川町1番地3)第2会議室
参加人数 4名
テーマ
  1. 健康ダイエット
  2. 健康でいるためには、何を管理していけばいいのか。
内 容 上記のテーマについて、各人が勉強してきたことを披露し、ディスカッションを行った。

  1. 会員の中に、1日1食通常の食事、2食をプロテインやビタミンなどで補い、1年間でダイエットを成功させた者がいた。その後は、缶コーヒーやコーラなどを飲まない。野菜中心の食事、玄米、卵、みそ汁、発酵食品を主に食し、減量した体重を維持している。
    〇運動より食事の改善が効果がある。GI値が高い食品はなるべく取らないようにする。
    〇「世界最新の太らないカラダ」の本に書かれていることを紹介した。
    ・ダイエットしても、時間が経つとリバウンドするのは、我々の体に、 ホメオスタシス(恒常性維持機能)があるため、「設定された体重」 に戻ろうとする。
    ・太らないようにするには、食事の内容と食べるタイミングが重要であ る。インスリン値を下げるため、添加糖・精製された穀物・たんぱく 質の摂取を減らし、いい脂肪・食物繊維をもっと食べる。また、間食 を止め、断食などで空腹の時間を定期的にとることで、インスリン分 泌量のコントロールを自律的にできる体質を保持する。
  2. 人によって、健康について管理すべき指標は違ってくる。血圧、体温、体重、血液の各種数値など様々であろう。食事、運動、睡眠といった切り口もあるかもしれない。
    ◇我々健康管理士が、これから活躍できる分野はないだろうか?
    ・現在は、本来の仕事に健康管理士としての知識を活用できる程度
    ・学校や地域へボランティアとして啓発活動を行う。
    ・理想としては、講演会などで講師として活躍する。
    ・健康診断時の指導、健康経営を推進する役割として保健師がいるが、 その代替ができないか。→国への要望活動など全国の健康管理士会と してできないか。
    ◇単純化された健康指標をスマホを通じて管理することで健康を推進できないかと考えたが、いいアイデアは出てこなかった。

次回は、9月14日か8月3日のいずれかで、本田さんの都合の良い日に開催することとした。

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活動の様子

2019年6月 定例会を行いました②

日 時 2019年6月29日(土) 14:00~15:50
場 所 西諫早公民館(長崎県諫早市山川町1番地3)第2会議室
参加人数 4名
テーマ
  1. 年を取るとなぜ体が硬くなるのか。
  2. 季節の変わり目にお通じが悪くなるのはなぜか。
内 容 上記のテーマについて、各人が勉強してきたことを披露し、ディスカッションを行った。

  1. そもそも、年を取るから体が硬くなるわけではなく、運動しないから体が硬くなる。
    〇筋肉は動かさないと、細く短くなり委縮してしまう。関節がほとんど動かなくなり、可動域が狭くなる。(つまり、体が硬くなる。)
    〇年を取ると何でも億劫になり、体を動かさなくなるから、体が硬くなる。
    〇日常の動作がパターン化してしまうので、動かさない部位ができてしまう。同じ姿勢を続けるのも良くない。
    〇酢で体が柔らかくなることはない。なぜ酢は体にいいんだろう?→脂肪蓄積の抑制、疲労回復効果、血糖値を抑える、悪玉菌の増殖を抑えるなど
    〇具体的に、関節を柔らかくするストレッチを紹介。真向法など。
    〇自分で歩けることは長寿に欠かせないが。それ以上に脳も大切。脳に栄養を送るためにも、第二の心臓であるふくらはぎは重要。
  2. 気温の変化とともに気圧も変化していて、三半規管で感じたストレスとして、交感神経を刺激し、自律神経の乱れに繋がる。
    ◇人間は、多少なりとも下痢や便秘をサイクルとして繰り返している。個人によっては、その幅が大きい人もいるので、薬を飲むなどの判断は注意が必要。
    ◇男性は下痢、女性は便秘傾向の人が多いかもしれない。 ◇便秘の原因としては、運動不足、水分摂取が足らない、腹筋の筋肉低下、蠕動運動の低下など。
    ◇対策としては、食物繊維を食べる、発酵食品を食べる、オリーブオイルなど良い油を摂る、朝一杯の水を飲む、運動をする、便意を催したときに我慢しない、お腹の上から腸をマッサージする、トイレでは前かがみの姿勢を取るなど。

次回は、本田さんに「糖尿病」について講話を依頼するが、時間が取れない場合は、7月27日(土)14時から16時まで「健康ダイエット」と「健康でいるためには、何を管理していけばいいのか。」をテーマにディスカッションする。

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活動の様子

2019年6月 定例会を行いました

日 時 2019年6月8日(土) 14:00~16:00
場 所 西諫早公民館(長崎県諫早市山川町1番地3)第2会議室
参加人数 4名
テーマ 平成31年度(令和元年度)総会

  1. 平成30年度事業実績について
  2. 平成31年度(令和元年度)事業計画について
  3. 役員及び名簿の確認
  4. 勉強会のやり方について
内 容 平成30年度総会(議事録)
木下会長より以下の内容にて報告がなされた。

  1. 平成30年度事業実績について
    ・収入は会費のみ。支出は、主に会場費とイベント開催費。
  2. 平成31年度(令和元年度)事業計画について
    ・今年度、健康体験講座を秋に佐世保市で開催したい。
    (後日、11月24日にアルカス佐世保で開催することが決定。)
    ・会員を増やすことが当面の課題。
  3. 役員及び名簿の確認
    ・昨年度の役員で今年度も継続することを確認する。
  4. 勉強会のやり方について
    ・勉強会のマンネリ化対策として、普段疑問に思っている健康 に関するテーマをそれぞれが勉強してきて、議論する形式に 変更することにした。

※次回の勉強会は6月29日(土)西諌早公民館14時から16時
(テーマ)
・年を取るとなぜ体が硬くなるのか。
・今の時期、お通じが悪くなるのはなぜか。

写真
活動の様子