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香川 ~日本の郷土料理~

2014年4月号
更新)
日本の郷土料理

香川県は、四国地方の北東部に位置し、県の北部は瀬戸内海に面した平野が広がり、県の南部は讃岐山脈に囲まれています。香川県は瀬戸内海式気候に属し、一年を通じて降雨量も少なく、温暖で穏やかな気候です。

県土の面積は約1,876平方キロメートルと日本で一番小さな都道府県になりますが、山地が低く平野の割合が大きいため、土地の利用度が高く、県全体の人口密度も高いです。

1988年(昭和63年)には、本州(岡山県の児島)と四国(香川県の坂出)を結ぶ世界最大の道路・鉄道併用橋である「瀬戸大橋」ができたことにより、香川県のみならず四国地方の経済・文化の発展に寄与しています。
県の花は、「オリーブ」です。

 

名所

金刀比羅宮(ことひらぐう)

金刀比羅宮は、亀頭山(ぞうずさん)という象の頭に似た山の中腹に社殿を並べる神社であり、古くから航海・農漁業・交通・医薬などの神様として信仰を集めてきました。通称「讃岐のこんぴらさん」として親しまれ、江戸時代には伊勢神宮の「お伊勢参り」と並び、「こんぴら参り」は一般庶民の憧れでもありました。

金刀比羅宮の参道の長い石段は有名で、大門まで365段、本宮まで785段、本宮から奥社まではさらに583段となり、石段の合計は1,368段にもなります。また、参道周辺からは、春の桜、初夏のつつじ、秋は紅葉と四季折々の自然の変化と美しさに触れられます。

特産品

小豆島のオリーブオイル

1908年(明治41年)、当時の農商務省が国内で捕れた魚介の保存を目的に油漬け商品の製造に必要なオリーブオイルの国内自給を図り、試験的にオリーブ植樹を香川県の小豆島、鹿児島県、三重県で行いました。結果、香川県の小豆島に植えたオリーブのみ栽培に成功し、現在では国内のオリーブ生産量の95%が香川県でつくられています。

オリーブオイルに多く含まれているオレイン酸には、高コレステロール、高エネルギーの食事が原因で過剰に増えた悪玉(LDL)コレステロールを抑制する効果があるといわれています。

郷土料理

讃岐うどん

讃岐とは、かつて存在した国で現在の香川県になりますが、昔から豊かな土壌と温暖な気候に恵まれ、うどんの材料となる小麦の栽培に適していました。また、遠浅で塩の干満の差が大きな長い砂浜と雨の少ない気候が、麺に用いる塩にも恵まれ、江戸時代の初めより塩田が盛んに開発されました。うどんのダシの材料になるカタクチイワシも瀬戸内海で豊富に捕れ、醤油も古くから小豆島の特産でしたので、うどんをつくる上での材料が簡単に地元で揃えられました。

現在では香川県といえば「うどん県」と呼ばれるほど讃岐うどんは定着しており、全国的にも人気があります。

しょうゆ豆

焦げ目がつくまで丹念に炒った熱々の乾燥空豆(成熟した空豆を天日干ししたもの)を醤油、みりん、砂糖、唐辛子などでつくった調味液に8時間以上漬け込むと、煮豆とは違ったほろりとほぐれるしょうゆ豆のできあがりです。 雨が少なく乾田が多い香川県では、空豆の栽培が盛んに行われ、小豆島で醤油がつくられていることから、甘辛い味のしょうゆ豆が各家庭に広まりました。

空豆の主な栄養成分は、たんぱく質とでんぷんで、ビタミンB群やカリウム、鉄分、ミネラルなどがバランスよく含まれています。空豆の皮部分に有効成分が含まれており、しょうゆ豆は皮ごと食べることができますので健康食としてもオススメです。

来月のテーマは、「山口県 ~日本の郷土料理~」です。