健康管理士会北海道北海道

2026年2月 活動報告

活動名 健康セミナー
日 時 令和8年2月8日  13:30~14:30
場 所 エルプラザ4階 研修室2
参加人数 9名
テーマ

「骨を強くする食事」

講師:中井 小百合さん(会員)

司会:遠藤 春美さん

内 容

骨というとカルシウムだけを意識しがちですが、実はそれだけでは不十分です。

骨を強くするために大切な栄養素は

・カルシウム
・ビタミンD
・ビタミンK
・マグネシウム
・たんぱく質
・鉄分 など、実はたくさんあります。

カルシウム

骨の主成分であり、土台となる栄養素。
乳製品、小魚、青菜などに多く含まれています。

ビタミンD

カルシウムの吸収を助ける重要な栄養素。
鮭に特に多く含まれていますが、実は鮭の種類によって含有量に差があるとのこと。また、舞茸などのきのこ類にも豊富です。

ビタミンK

骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐ働きがあります。
ビタミンK1は緑黄色野菜(小松菜・ブロッコリーなど)、
ビタミンK2は納豆や発酵食品、卵黄などに多く含まれます。

特に納豆はビタミンK2が非常に豊富で、骨の健康にとても良い食品です。

大豆イソフラボン

骨細胞の働きを穏やかにする可能性があるとされ、
腸内細菌によって「エクオール」に変換されることで力を発揮します。
ただし、日本人は約2人に1人しかエクオールを作れないとも言われています。

腸内環境も大切ですね。

一方で、骨密度を下げてしまう可能性のあるものも学びました。

・リン(特に加工食品・加工肉・スナック菓子に多い添加物由来のもの)
・塩分(カルシウム排泄を促す)
・カフェインの過剰摂取(1日800mg以上でリスク増)
・アルコールの摂りすぎ

特にリンは摂りすぎが問題で、不足することはあまりないそうです。
加工食品の取り過ぎには注意したいですね。

また、食品成分表は基本的に「生」の数値であり、
加熱によりビタミンは減少するものもあります。

ただし、ビタミンDやKなどの脂溶性ビタミンは油と一緒に摂ると吸収率がアップするため、

・焼き魚にきのこソテーを添える
・青菜のお浸しに少量の油や鰹節を加える
・豆乳や牛乳ベースの鍋に鮭や舞茸を入れる

など、少しの工夫で効果的に摂ることができると学びました。

 

大切なのは、単品ではなく「組み合わせ」。

例えば和食なら
ご飯+味噌汁(豆腐)+焼き鮭+納豆+青菜のお浸し

これだけで、カルシウム・ビタミンD・K・たんぱく質がしっかり摂れます。

毎日の積み重ねが、未来の骨をつくる。

試食レシピ

【さばの炊き込みごはん】(4人分)

材料

  • 米 … 2合
  • さば水煮缶 … 180g(1缶)
  • まいたけ … 100g
  • にんじん(せん切り)… 50g
  • 塩こんぶ … 20g

A

  • 酒 … 大さじ1
  • みりん … 大さじ1
  • 小ねぎ(小口切り)… 適量

作り方

① 米はとぎ、さば水煮缶の汁を加え、水を2合の目盛りまで入れる。
② ほぐしたまいたけ、にんじん、さば缶、塩こんぶを米にのせて炊く。
③ 炊き上がったら器に盛り、小ねぎを上にちらす。

【かぼちゃの白あえ】(23人分)

材料

  • 絹ごし豆腐 … 1丁(300g)
  • かぼちゃ(1.5cm角)… 1/6個(約250g)
  • 糸こんにゃく(下ゆでし食べやすく切る)… 100g

A

  • だし汁 … 1/2カップ
  • 砂糖 … 大さじ1
  • しょうゆ … 大さじ1
  • 白みりん … 大さじ2

B

  • 砂糖 … 小さじ2
  • 塩 … 小さじ1/4

作り方

① 豆腐はざるで裏ごしする。裏ごしした豆腐をペーパータオルを敷いた器に戻し、冷蔵庫で約30分水切りする。
② 鍋にAとかぼちゃを入れて強火にかけ、沸騰したら落としぶたをして中火にし、約4分煮る。糸こんにゃくを加え、汁気がほとんどなくなるまで煮て火を止め、粗熱をとる。
③ ①の豆腐をボウルに入れ、Bを加えて混ぜ、②を加えてあえる。

【ブラマンジェ ごまソースがけ】(4人分)

材料

A

  • 牛乳 … 2カップ
  • コーンスターチ … 大さじ6
  • 砂糖 … 大さじ4

B(ごまソース)

  • 白練りごま … 大さじ2
  • 牛乳 … 大さじ2
  • 白すりごま … 小さじ1
  • 砂糖 … 小さじ1

作り方

① 鍋にAを入れてよく混ぜ、弱火にかける。木べらで混ぜ続ける。
② とろみがつき、ふつふつしてきたらさらに1分ほど混ぜ、火を止める。
③ 器に流し入れ、粗熱をとって冷蔵庫で冷やす。
④ Bを混ぜてごまソースを作り、冷やしたブラマンジェにかける。

感想

  • 初めての試食会、とてもよかったです。レシピもありやってみようと思いました。
  • 骨代謝のために、タンパク質だけでなく、ビタミンが大切なことがわかりました。たくさんレシピ紹介していただいたので、一つ一つ作ってみて骨量をさげないようにしたいです。試食を作ってきてくださって、とってもおいしくいただきました。タンパク質の多い食品の数字を見るとき、だいたい100g中で表記されることが多いですが、実際に使う量で考えると極端に多く食べきれないこともあるので、数字ばかりにとらわれず口に入ることを考えて、食品の栄養素を見ていきたいと思いました。
  • とても貴重な勉強会、勉強になりました。毎日の食事と運動から骨を上部にしていきたいと思いました。骨密度の検査も実施したいと思いました。ありがとうございました。
  • 毎日続けられるものを食事に取り入れたいと思いました。魚・肉に偏ることにも注意していきたいです。
  • 試食させていただき、おいしさに感動。日常の食事に、青菜野菜、きのこ類を一品添えること意識していきたいと思います。中井講師ありがとうございました。
  • 骨を丈夫にする食事というテーマで、本日は改めて上げる栄養素、下げる栄養素、それぞれ書く栄養素を学ぶことができました。下げる栄養素においては、リンの危険性を改めて認識し、特に加工食品やスナック菓子、インスタントラーメンなどに多く含まれ中が必要。今回の」骨密度を上げるレシピの試食もあり、とてもおいしかったです。ありがとうございました。
  • 骨を上部にする料理は、組み合わせが大事。アルコールはカルシウムの吸収率を下げる。試食の3品おいしかったです。
  • さばの炊き込みご飯がとってもおいしく簡単で、あまり魚を食べない子供たちもきっと美味しいと思うのでやってみたいと思いました。ごまが良いというお話をいただきましたが、なかなか大量には食べられないので、工夫して取り入れるようにしたいと思います。骨密度も調べたことがないので、次の健康診断では調べてみて自分の体をよく知って対策をしていきたいと思いました。試食があった楽しかったです。

 

2026年1月 活動報告

 

日   時 令和8年1日10日  13:30~14:30
会   場 エルプラザ4階研修室2 (ZOOMオンライン同時開催)
参加人数 11名
テーマ 「命とは何か」
【講師】菅原 正さん(会員) 
【司会】和島 英雄さん(会員)
内 容

内容

1. 命の最小単位としての「細胞」
細胞の多様性: ヒトの体は約37兆個(資料内では60兆個との記載もあり)の細胞で構成されており、一つ一つの細胞に「命」が宿っています 。
細胞の構造: 真核細胞(核がある)と原核細胞(核がない)に分類され、細胞内には「細胞工場」としての小胞体や「焼却炉」としてのリソソームなど、特定の役割を持つ器官が存在します 。

 

2. 細胞を動かすエネルギーと物質輸送
ミトコンドリアとATP: ミトコンドリアは細胞の「発電所」であり、グルコースを分解してATP(アデノシン三リン酸)というエネルギー分子を生成します 。
運び屋「キネシンとダイニン」: 細胞内では、キネシンとダイニンというモータータンパク質が、微小管というレールに沿って荷物(タンパク質やウイルスなど)を運びます 。
ダイニン: 細胞の周辺部から中心部へ運びます 。
キネシン: 細胞の中心部から周辺部へ運びます 。

 

3. 老化と死のメカニズム
細胞の寿命: ヒトの細胞分裂は1日に約1兆回行われ、約3000億個の細胞が毎日新しく生まれています 。

老化細胞の正体: 老化した細胞は周囲に慢性炎症を引き起こし、臓器の機能低下を招きます。しかし、この老化細胞を除去することで、若返りや健康寿命を延ばす可能性が示唆されています 。

最新研究: 老化細胞を死滅させる「GLS1阻害剤」や、老化細胞を標的とした「老化細胞除去ワクチン」の研究が進んでおり、マウス実験では筋力や内臓機能の向上が確認されています 。

 

4. 未知の領域「ダークプロテイン」
ゲノムから読み取れるタンパク質のうち、2〜4割は機能が不明な「ダークプロテイン」と呼ばれており、がんや免疫疾患に関係していると考えられています 。
まとめ: 細胞内では、ミトコンドリアが作るエネルギーを使い、キネシンやダイニンのような「命のない物質」が精緻に動き回ることで、私たちの「命」が維持されています。最新の科学では、老化細胞をコントロールすることで健康寿命を延ばすことが現実味を帯びてきています。

参加者の感想 0.02mmという、たった1個の細胞の中で「運び屋」が活動していることを想像し、さらにそれが37兆個もの細胞すべてで行われていると思うと、人間の生命はとてつもない「細胞の力」によって生かされているのだと、改めて知ることができました。
「命とは何か」がテーマだと伺ったときは、とても壮大な話かと思いましたが、どんな命もたった一つの細胞が分裂を繰り返し、形を作っていくという「細胞」の神秘を想像しながら、楽しく受講することができました。
人間の体を作っている細胞の中にDNAがびっしりと詰まっていて、それをコピーしながら分裂して増えていくという、神秘的で未知なる世界のお話を聞き、本当にすごいことだと感動いたしました。
細胞のことが次々と解明され、細胞単位で病気だけでなく、老化を防ぐ方法まで分かってきていることに驚きました。全身に張り巡らされている神経細胞が、すべてつながっている様子をイメージすることができました。
普段は気にすることのない細胞の中に、これほどまでに大きな働きがあり、その集合体によって自分が形作られているのだと思うと、毎日が奇跡の連続であると感じます。自分をより良い状態にしていきたいと強く思いました。
「命とは何か?」という問いに対し、「細胞」という聞き慣れた言葉を通じて事細かにご教示いただき、生命の不思議さを実感しました。年齢を重ねるごとに、神経細胞においては感情の元となる「神経伝達物質」が大きく影響するというお話も興味深かったです。
「転写」と「翻訳」のプロセスが非常に面白かったです。新型コロナワクチンの仕組みとも重なり、深く納得することができました。また、大腸菌の老化についても勉強になりました。細胞が生まれてからタンパク質になるまでのメカニズムがよく分かり、非常に興味深かったです。

 

 

2025年12月 活動報告

 

日   時 令和7年12日7日  13:30~14:30
会   場 エルプラザ2F
参加人数 11名
テーマ サプリメントについて
【講師】:上野 久美子(会員) 
【司会】:村本 麻美子さん(会員)
内 容

内容

サプリメントについて
■ サプリメントの重要性 たんぱく質やビタミンCなど、日々の食事だけでは不足しがちな栄養素を効率よく補う手段としてサプリメントは役立ちます。特に消化吸収が悪い栄養素や、酸化しやすい成分、大量摂取が難しい鉄分・葉酸などに有効です。
■ サプリを選ぶ基準 サプリは「食品」に分類され、医薬品のような効果効能は表示できません。栄養機能食品、機能性表示食品、特定保健用食品(トクホ)などがあり、それぞれ表示内容や認可の仕組みが異なります。
■ GMP(適正製造基準) サプリの品質と安全性を守るための製造基準で、日本では2026年から一部義務化されます。製造工程の管理や記録、衛生管理、品質検査などが求められます。
■ インフォームドチョイス認証 ドーピング禁止物質が含まれていないことを保証する国際的な認証制度で、スポーツ選手や安全性を重視する人にとって重要な指標です。
■ 天然サプリと合成サプリ 天然サプリは植物や果物由来で安心感がありますが、価格が高めで吸収に差があります。合成サプリは安価で安定していますが、過剰摂取に注意が必要です。
■ ファイトケミカルス 植物が持つ色素や香りなどの成分で、強い抗酸化作用があります。皮や種に多く含まれ、健康維持に役立ちます。
■ まとめ 体は常に栄養を必要としています。食事で補いきれない栄養素は、信頼できる高品質なサプリメントで上手に補い、健康的な生活を目指しましょう!

参加者の感想 できたら食品でたんぱく質を摂りたいけどカロリー過多になるのでバランスが難しい。朝しっかりたんぱく質と必要量摂ると昼にお腹が空かなくなるのが今困っているところ。もっとビタミンCをとったら綺麗になれるかな・・摂らなきゃと思いました。

GMP基準等の新情報を聞くことが出来たのと、国の基準も相当ファジーであることを聞いて驚きを禁じえません。自分が不足しているサプリと量をいかに知るかは今後のテーマだと思います。日々の食事の内容を考える方が先の様に思えます。

栄養の摂取は食事をベースにして足りないものをサプリメントで摂るのがこれまでの考えでしたが、食事そのものが少なくなってきているので食事内容も見直したうえで、サプリメントを考えていこうと思いました。

サプリメントの製造における基準や基礎的な時効を改めて学ぶ事ができました。この現代会社では、現代栄養不足と言われる様に圧倒的に不足と言われています。諸外国では鉄や葉酸、B群等の栄養素を一定の食品に添加を義務づけている国もあります。日本ではこの様な事は行われていませんし、近年の加工食品では調理製造過程で、各栄養素が流れてしまい、不足がちとなります。やはりサプリメントをうまく利用して栄養欠損をおぎなう事は重要と思います。

食事で栄養をとる事が一番ですが、とりきれないものをサプリで補うという事は理解してます。以前はとってたこともありますが、小林製薬の問題があってからすべてやめました。サプリの基準があいまいなのはこわいと思います。

日本のサプリメント事情がわかりやすかった。インフォームドチョイス認証、はじめて聞きました。アスリートにも必要な情報ですね。

基本的食事で足りない栄養素はサプリメントもいいかな。
サプリメントの摂取は難しいですね。

サプリメントは高品質で信頼できるものを選ぶ事が大事であるとは分かっていてもむずかしい。生活状態が分かったうえで、何が不足かをきちんと判断したうえでサプリメントをプラスすることはよいのでしょうか?よく考えてからと思うと、なかなか難しいと思いました。

 

2025年10月 活動報告

 

日   時 令和7年11日9日  13:30~14:30
会   場 エルプラザ健康スタジオ
参加人数 8名
テーマ ラジオ体操
【講師】:葛井 美輪さん(ラジオ体操1級指導員) 
【司会】:山口 美智子さん(会員)
内 容

ラジオ体操の一つ一つの体操のポイントや正しい動かし方を教えていただきました。
ラジオ体操は1928年から始まり97年も続いてるってスゴイですね。
みんなで体を動かせて楽しかったですね。

 

<参加者の感想>

普段使われていない筋肉がいかに伸びないか、体操を通じて実感しました。これから日常の運動として取り組みたいと思います。
使っていない筋肉を動かした事で姿勢が良くなりました。また色んな筋肉を意識することの大切さに気づきました。ありがとうございました。
ラジオ体操第一について、改めて一つ一つの動作においての伸ばす部分や目的を学ぶことが出来ました。今回で2回目ですが、1日に一回でもしっかり体操することが重要と思います。継続することで身体機能を保つ事ができると実感いたしました。朝のラジオ体操を習慣にしたいと思います。また自身の姿勢が、かなり反り腰である事も知りまして今後改善について意識したいと思います。ありがとうございます。
まだ右肩が上手く使えないので、できる範囲で動かしていきたいと思いました。特に肩甲骨を動かすことは理学療法士にも指摘されたので、続けて動かしていきたいと思いました。
なかなか動かせない肩関節、肩甲骨、少しずつ動かすことで可動域が広くなり、動き易くなり正しい姿勢が保てる、ラジオ体操の奥深さ、忘れないようにできれば毎日しなければと思いました。ありがとうございました。
いままでやっていたラジオ体操が間違っていた事がわかりました。骨盤を動かさないでねじるとか、体を上に伸ばす、股関節から曲げるなどの動きがわかりました。気をつけて動くようにしたいと思います。巻き肩と反り腰を治したいと思います。
正しいラジオ体操を行うことで、肩こり改善や正しい姿勢など、色々な効果がある事がわかりました。毎日やりたいです。

 

 

 

 

2025年10月 活動報告

 

日   時 令和7年10月5日  13:30~14:30
会   場 エルプラザ4階研修室3
参加人数 9名
テーマ 在宅医療について
【講師】:横田 法津(のりつね)さん(札幌市医療アドバイザー、社会福祉士) 
【司会】:中井 小百合さん(会員)
内 容

◆セミナー概要
在宅医療の重要性、医療ソーシャルワーカーの役割、制度改定の影響について説明しています。
自己紹介
• 医療ソーシャルワーカー歴15年、社会福祉士、介護支援専門員の資格を持つ。
• 現在は西岡病院の医療介護相談センターで課長を務める。
西岡病院の紹介
• 札幌市豊平区に位置し、内科、消化器内科、呼吸器内科などの診療科目を提供。
• 病床数は98床で、地域医療に貢献することを理念としている。
医療ソーシャルワーカー
• 患者や家族の相談に応じ、心理的・社会的問題の解決をサポートする専門家。
• 医療機関と地域社会をつなぐ役割を果たし、患者の権利擁護にも関与。
在宅医療の前提
• 在宅医療は通院が困難な患者に医療サービスを提供する仕組み。
• 高齢者や慢性疾患を抱える方が主な対象。
訪問診療と往診の違い
• 訪問診療は計画的、往診は臨時的な医療サービス。
• 医療保険上の扱いが異なる。
在宅医療の費用について
• 在宅医療は保険診療で、自己負担は1〜3割。
• 1割負担の場合、月約7,000円、2割で約14,000円、3割で約20,000円。
情報共有システム
• 医療機関や介護事業所間での情報共有が重要。
• 病病連携、病診連携、病診介連携の3つの連携がある。
ACP(アドバンス・ケア・プランニング)の基本
• 将来の医療に関する個人の価値観や治療選好を理解し共有するプロセス。
• 日本では厚生労働省が推進している。
高齢者における摂食嚥下障害とACP
• 嚥下障害を抱える高齢者の意思や生活の質を考慮することが重要。
• 本人の尊厳と安全性のバランスを取ることがACPの重要な論点。
まとめ
• 在宅医療は通院困難な方の生活を支え、QOL向上を目指す重要な医療形態。
• 医療と介護の連携が不可欠で、ACPを通じて患者の希望を尊重した医療が求められる。

 

参加者の感想

在宅医療について詳しく知る良い機会となりました。
ソーシャルワーカーの役割は非常に重要で、患者やその家族が抱える問題を解決し、療養環境を良くする相談ができるところがある事は将来の安心材料にもなりました。地域と連携しての活動もしていただいているとのことで心強いです。

 

 

 

2025年9月 活動報告

 

日   時 令和7年9月7日  13:30~14:30
会   場 エルプラザ3階工芸室
参加人数 7名
テーマ

「健康講座ビデオ視聴」とほすぴ意見交換

内 容

◆セミナー概要
もっと知りたい!ほすぴ+α講座207号を視聴し、会員の中で意見交換を行いました。

1.がんと免疫の関係
①がん免疫編集
②がん免疫療法

2.自己免疫疾患
①バセドウ病
②橋本病

3.まとめ

 

参加者の感想

+α講座をみたことがなかったが、とても勉強になった。
ほすぴの内容がより詳しく理解できた。
がんの治療法の最新の情報が知れて良かった。
ひとりで勉強するよりも、みんなと会話しながらの方が理解が深まった。
有意義な時間でした。

 

 

2025年8月 活動報告

 

日   時 令和7年8月3日  13:30~14:30
会   場 市民交流プラザ2階会議コーナー
参加人数 11名
テーマ 「疲労について」
講師:並河 康浩さん(会員)
内 容

セミナー概要
目的:疲労の原因を分子栄養学の視点から解説し、疲れにくい身体づくりのヒントを提供する。

 

疲労とは?
心身のパフォーマンス低下状態。
「休みたい」「動けない」と感じるのはエネルギー不足のサイン。
特に30代の疲労が深刻(日本全国10万人調査より)。

 

疲労の種類
身体的疲労:筋肉のだるさや動作の遅れ。
精神的疲労:集中力・思考力の低下、イライラ。
慢性疲労:休んでも回復しない(例:慢性疲労症候群)。

 

疲労と関係する疾患
内分泌系:甲状腺機能低下症、副腎疲労
神経・精神系:うつ、不安、ドパミン不足など
代謝系:糖尿病(ATP産生不良)、がん(異化亢進・悪液質)
炎症・感染症:慢性炎症、サイトカイン(IL-6, TNF-α)による疲労感

 

疲労の根本原因
睡眠不足
栄養不足
ストレス過多
運動不足/過多

 

栄養とエネルギー代謝の関係
➤ エネルギー産生(ATP)には:
解糖系 → TCA回路 → 電子伝達系
必要栄養素:
ビタミンB群(B1, B2, B3, B5, B6, B12, 葉酸, ビオチン)
ミネラル(マグネシウム、鉄、亜鉛)
タンパク質・アミノ酸(チロシン、アスパラギン酸など)
脂質(オメガ3脂肪酸)
セレン(甲状腺機能に必須)

 

疲れやすい身体 vs 疲れにくい身体
疲れやすい     疲れにくい
栄養不足、偏食    毎食タンパク質+ビタミン・ミネラル充足
睡眠不足     8時間睡眠、中途覚醒なし
糖質中心の食事   低GI食品、順序良く摂取
運動不足 有酸素運動(ミトコンドリア増加)

 

疲労改善のためにできること
栄養バランス改善:毎食手のひら大のタンパク質+B群・ミネラル・オメガ3。
睡眠の質向上:就寝前の糖質を控える、起床時の水分摂取。
ストレス管理:副腎への負担軽減。
運動:遅筋を増やす有酸素運動(ミトコンドリア増加)。

 

メッセージ
「人は食べたものでできている。今日の食事が明日の体を作る。ATPが作れる体づくりが、疲れにくさへの第一歩。」

 

参加者の感想

並河さん、今回も聞きごたえある内容で大変勉強になりました。
ありがとうございます。
「色んな食品が手に入るのに、必要な栄養は摂れないないこと」
「情報を好きなだけ収集出来る分、睡眠時間が短くなっしまうこと」
どちらも【疲労】の原因になるんですね。
詳細に必要な栄養情報を教えていただきましたので、出来ることから取り入れて、自分の身体を作っていきたいと思います。

並河さん、昨日はとても勉強になるお話、ありがとうございました。
タンパク質をはじめ、色々なミネラルなどを十分に取らないと疲労に繋がることがよくわかりました。気をつけて、食事をとっていこうと思いました。

今回Zoomでの参加をさせてもらいました。
Zoomは時間的に、有効に使えてとてもありがたかったです。疲労についての内容は、とても奥が深く、改めて、もっと勉強しなくてはならないと、考えさせられる、キッカケとなりました。

 

2025年7月 活動報告

 

日   時 令和7年7月6日  13:30~14:30
会   場 市民交流プラザ2階会議コーナー
参加人数 9名
テーマ 「骨折について」
講師:鈴木 雅子さん(会員)
内 容

骨折について

骨折の基本的な知識から、治療法、特定の年齢層に見られる骨折、そして骨折予防までを幅広く解説しています。

■骨折とは:
「直達外力」や「介達外力」により骨が変形・破壊され、構造の連続性が断たれた状態。全ての骨に起こり得る。

■骨折の分類:
外力の種類による分類: 直達外力骨折、介達外力骨折。
骨折線の方向による分類: 横骨折、斜骨折、螺旋骨折、粉砕骨折など。
骨の損傷程度による分類: 完全骨折、不完全骨折(亀裂骨折、若木骨折など)。
その他: 疲労骨折、病的骨折、剥離骨折。

■症状と合併症:
主な症状: 疼痛、腫脹、皮下出血、機能障害、変形、異常可動性、軋轢音など。
合併症: 神経損傷、血管損傷、コンパートメント症候群、脂肪塞栓症、感染など。

■治療法:
応急処置: RICE(安静、冷却、圧迫、挙上)の原則。
病院での治療:
保存的治療: 整復(徒手整復、牽引)、固定(ギプス、シーネ、装具など)。
観血的治療(手術): 内固定(プレート、髄内釘など)、外固定。

■特定の年齢層に見られる骨折:
小児の骨折: 若木骨折、骨端線損傷(成長への影響に注意)。
高齢者の骨折: 骨粗鬆症による脆弱性骨折が増加。特に「脊椎圧迫骨折」「大腿骨近位部骨折」「橈骨遠位端骨折(手首)」が多い。

■主な骨折の具体例:
脊椎圧迫骨折: 転倒やくしゃみなど軽微な外力でも発生。症状がわかりにくい場合も。
大腿骨近位部骨折: 寝たきりにつながるリスクが高い。高齢者に多く、転倒が主な原因。具体的な患者事例として、車止めにつまずき手首を骨折した例や、手首、足首、大腿骨を複数回骨折した例が挙げられている。大腿骨頸部骨折や転子部骨折の画像と手術(人工関節置換術など)の解説も含まれる。
橈骨遠位端骨折(手首): 転倒時に手をついて発生することが多い。
上腕骨外科頸骨折(肩): 高齢者に多い。
脛骨高原骨折(膝): 膝に強い衝撃が加わって発生。

■骨折から身を守る、自分の足と未来:
骨粗鬆症予防の重要性。
転倒予防対策(運動、住環境整備、靴の選択など)。

 

参加者の感想

 

参加者の感想 鈴木さん 昨日はありがとうございました。
人体には数多くの骨があり、それぞれに名前があって驚きました(骨折の名称も多すぎるくらい…)
チーム医療(骨折リエゾンサービス)が早く普及すると良いですね。
骨折で入院した時は 【骨粗しょう症】も判明し ショックだったこともあり 骨折名や手術方法を説明されても「何のこっちゃ」と思ったし 目先の事(早く退院すること)しか考えられませんでした。
「もっと医師や看護師に聞けばよかった」と後悔(聞けたなら理学療法士からも…)
早期にリハビリを始めなかったため 半年経っても未だにリハビリ通院が必要…コツコツ頑張りま~す。

鈴木さん、ありがとうございました。聞きやすく分かり易い説明でした。いろんな骨折の種類やケースがあることが知れたことで、身近で起こる骨折にとても役立つ内容だと思いました。大たい骨が骨折しやすいものだということが知れて、運動を取り入れて気をつけようと思いました。昨年の冬は道路の凍結で、わたしの友達も何人か骨折をしていました。知識を深め骨折しないように予防や防止を実施していこうと思いました。健康管理士会では、骨粗鬆症になる前に、病院に行く必要のない身体を作る事のサポートができたら良いなと思っています。
とても良い機会でした。ありがとうございました。

鈴木さん
昨日はお疲れ様でした。
内容については皆さんが書いてくださってるので初講師について。
菅原さんと二人三脚で講座の内容を作ってくださいましたが、素晴らしかったです。菅原さんが作ってくださった資料も画像、写真がふんだんに使われて、骨折の部位など分かりやすく勉強になりました。
原稿を読み上げるのではなく、資料のポイント部分は丁寧な話し言葉でゆっくりと言ってくださってたので、とても聞きやすかったです。
今回のように菅原さんがしっかりサポートしてくださるし、参加者の皆さんも和気あいあいと意見を言い合う和やかな場になってるので、まだ講師経験してない方も、どんどんチャレンジしたらいいなと思いました。
菅原さん、体の無理のない範囲で、色々サポートお願いいたします(お願いします)もちろんわたしもしますよ。

鈴木さん、骨折のお話とても丁寧でわかりやすかったです。
ありがとうございます。
体験談も含め、みんなの意見交換もでき、とても良いセミナーだと思いました。
この流れから、骨を強くするメニューなどを考える事になり、色々勉強して考えたいと思います。

 

2025年6月 活動報告

 

日   時 令和7年6月8日  13:30~14:30
会   場 エルプラザ2階会議コーナー
参加人数 8名
テーマ 「水と健康軽」
講師:上野 久美子さん(会員)
内 容

水が人体に果たす重要な役割、水分摂取の目安、脱水症状のチェック方法、安全な水の選び方についての説明

 

 

1. 体内の水の役割と必要量
体の約50〜80%は水分で構成されており、年齢によって割合が異なる。
1日に約2.5Lの水分摂取が必要で、食事・飲み物・代謝で補われる。
水が不足すると脱水症状や循環不全が発生し、20%の水分喪失で生命の危機に。

 

 

2. 脱水症状のチェック方法
尿の色と量:濃く少ない尿は脱水の兆候。
親指チェック:親指の爪を押し、3秒以上色が戻らなければ脱水の疑い。
皮膚チェック:皮膚をつまんで元に戻らない場合は重度の脱水。

 

 

3. 水の種類と選び方
井戸水・湧き水:ミネラルが豊富だが、安全性に注意。検査済みか確認が必要。
スーパーの水:RO水(逆浸透膜処理)やアルカリイオン水がある。利便性高いが、持ち帰りが重い。
ウォーターサーバー:天然水やRO水を使用。管理された品質だがコストがかかる。
ペットボトル水:種類が多く、硬度によって味や用途が異なる。

 

 

4. 水の殺菌方法と安全性
塩素処理・ろ過・オゾン・紫外線など、殺菌方法によって除去できる不純物が異なる。
トリハロメタン(塩素と有機物の反応で発生)を除去するには10分以上沸騰させる。

 

 

5. 水と健康リスク
PFAS(有機フッ素化合物)の汚染問題があり、地下水や河川で検出されることがある。
マイクロプラスチックは環境汚染の一因となり、人体への影響が懸念される。

 

 

6. 水の摂取タイミング
1〜2時間ごとに200mlを飲むのが理想。
起床時・運動時・入浴前後・寝る前の水分補給が重要。

冷やしすぎた水は避けることで体への負担を減らせる。

水の安全性と健康への影響を理解し、適切な水分補給をすることの重要性を伝えています。どの水を選ぶかは、安全性・利便性・味を考慮し、PH値のバランスをとることが大切です。

 

 

2025年5月 活動報告

 

日   時 令和7年5月11日  13:30~14:30
会   場 エルプラザ2階会議コーナー
参加人数 9名
テーマ 「気軽にできる、ハーブ.ファスティング」
講師:遠藤 春美さん(会員)
内 容

1. ファスティングの意義
*体のリセット** 消化器官の休息、
         体内のデトックス
 *健康の促進**  免疫力の向上
         代謝の改善

2. ファスティングに対する一般的な考え方
*辛さ** 空腹感のストレスや日常生活への影響
* 面倒さ**準備が必要、毎日のルーチンの変更が必要

3. ファスティングを行う理由
*体の大掃除の必要性
*心身のリフレッシュ

4.ハーブファスティング
 *フランスでは医療レベルで活用されている
 *楽しく、美味しく、気軽に行えるデトックス法
 *体重減少、肌質改善、体調改善などが期待できる
 *重要なのは、腸、肝臓、腎臓の順番に浄化すること
 *ハーブは、毒素排出、蠕動運動促進、細胞再生などの目的で使用する
 *ハーブと、自家製カフェラテ、コールドジュース、スープなどを摂取する
 *固形物を取らない

 

 

参加者の感想

ヨーロッパの医療現場でのファスティングの治療法としての採用は非常に興味深いものでした。
今の生活環境には残留農薬や食品添加物、感染症のリスクが潜んでおり、体内の不必要なものを早めに排出することの重要性を再認識しました。

スープやハーブを利用し、固形物を摂らずハーブの効能を活用したファスティングは、従来の厳しい断食のイメージを持っていた私にとって、自宅で気楽に実践できるのではと思います。
毒出しのハーブを使い、腸、肝臓、腎臓の順に体を洗浄して身体を活性化させることがわかり日常生活に取り入れたいと感じています。

ファスティングを行うことで、味覚が繊細になり、思考が冴え、運気が上がるということなので
デトックスを通じて心身ともに軽くなり、今後の生活に生かしていきたいと思います。

 

 

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