健康管理士会北海道北海道

2025年4月 活動報告

 

日   時 令和7年4月13日  13:30~14:30
会   場 市民交流プラザ4階403
参加人数 17名
テーマ 「大切なことを知ってほしい健康管理のポイント」
講師:那須 政子さん(会員)
内 容

身体の流れ、それぞれの臓器と血液検査表の数学に基づいて、どうしたら良いか〜「自分の体は自分で守る」
お医者さんは救急の時に一時お願いしても、任せっぱなしでは…
そして、ご自身が癌を克服された経験をもとに為になるお話の数々を頂きました。

サザンオールスターズの原由子さんが健康(栄養学)について学ばれていて、桑田さんが癌に罹患したがその後、その知識を元に元気に回復され、その年の紅白に出演出来るまでになり癌を克服されたたお話し。
(抗がん剤とその副作用、免疫のバランス、癌は糖質を好むので
 闘病と食事の重要性)

・おすすめニンニク水
1リットルにスライス2~3枚入れて常備しておく。いろんなお料理に入れる。旨味が出るので美味しい。

・現代の野菜はミネラルやビタミンの含有量が昔より格段に
 下がってきているの注意が必要。

・おすすめの本
Renaissnce「食がもたらす病」阿部司さんの本
「安保徹のやさしい解体新書」病気に成る前と病気に成ったらが見えて来ます

 

 

2025年2月 活動報告

 

日   時 令和7年2月9日  13:30~15:00
会   場 エルプラザ4階研修室3
参加人数 12名
テーマ 「栄養素過不足のバロメーター」
講師:並河康浩さん(会員)
内 容

・血液検査データ基準値の考え方
 血液検査数値は母集団の95%の数値
 正常値ではなく、あくまでも参考地ととらえる

・検査結果について
 上昇させる因子:炎症、糖化、脱水、血管内濃縮
 低下させる因子:不足気味のカロリー、ビタミンなどの不足、鉄・タンパク質不足

・基準範囲の考え方

・隠れ貧血のメカニズム

・鉄欠乏の主な不提訴の例

・酵素と補酵素の関係

 

 

<参加者の感想>

・検査結果は正常値内にもかかわらず、何か調子が思わしくない時、実は不足している栄養素がかくれていることもあり、特にVB6、12、タンパク質、鉄。ひとつの結果項目では読み取れない事も、関連項目との対比から不足栄養素を摂取することで改善がみられることもあり、検査結果に一喜一憂することなく、健康維持が大切であると思いました。
・改めて、いつも正常範囲内で、大丈夫と、楽観視していましたが、自分の検査結果はあまり把握していないことが、わかりました。勉強必要ですし、これを機会に皆さんとの、健康診断の結果の比較などもしたくなりました。病院に行っても検査結果で、大丈夫と思わないで、積極的な栄養素の摂る方法とか、予防医学が大切と、思いました。
・その時の体の状態で、検査結果が良くも悪くも出ると言う、安心できない結果が出ると言うことで、すごく勉強になりました。タンパク質と、ビタミンB6は充分気をつけないといけませんね。これからの診断結果を見る時の注意点がわかり、とても良かったです。ありがとうございました。
・1番大きな学びは健康診断の数値の裏には色々な意味が隠されていて、特定の栄養素の過不足を改善することで解決する場合もあるということ。安易に薬を飲んで症状を抑えてしまっては数値は正常値の範囲内でであっても、解決にはなっていない〜辛い時には薬も必要ですが、普段から自分の身体と対話して栄養素の事も意識して生活する。健康診断の数値は正常値の範囲内と安心せず、自分の体質や自分の毎日の食品摂取の癖なども見直す事が大切と学びました。
・多くの人がそう思っている通り、私も血液検査が基準値内だとただただ喜んでました。栄養素はバランスよくとらなければならないのはわかっていても、今のご時世、緑黄色野菜が高くてついついスルーしてしまっています。ビタミン不足は確実です。栄養素がどれだけ大事かを教えていただきました。これからのセミナーで今回のことを踏まえて、「栄養素の上手な取り方、ダメな取り方」などやっていただけたらいいなと思いました。
・健康診断の結果から病気を予防できる事はとても大切で重要なことだと再認識しました。人は食べたもので出来ている事を意識して、食事も気を付けながら必要な栄養を摂ってますます健康になりたいです。ありがとうございました。

 

 

 

2025年1月 活動報告

 

日   時 令和7年1月11日  14:30~16:00
会   場 エルプラザ4階研修室2
参加人数 7名
テーマ 「在宅医療について」
講師:札幌市医療アドバイザー 川原 広明さん
内 容

・在宅医療とは
・在宅医療の範囲
・ケアマネージャーとの違い
・在宅で活用できる制度 などを教えていただいてきました。

 

<参加者の感想>

・これから益々在宅医療が増えて来る事は知って居ました。在宅医療ソーシャルワーカーさんから、在宅医療とはを詳しく学びました。例えば在宅医療ソーシャルワーカー(心理的、社会的、経済的の促進)ケアーマネージャー(介護支援専門)の違い、ドクターの訪問診療は在宅で、リハビリ、薬剤、介護等など。
しかしドクターしか出来ない事を、これから看護婦さんが学び資格を取り、できる事を増やして行く等、また訪問診療の費用、負担額、平日、休日による別途かかる費用、1割負担、2割負担、3割負担、交通費も1回400円〜500円別途かかる事など往診の場合を詳しく教えて下さいました〜知って置かなくては思って居ましたので、良かったと感謝致します。

 

・自分や家族が重篤な病気にかかった時の事を考えるきっかけになりました。在宅医療とはどこまでの治療を受けられるのか、在宅医療を受けるとなった時はどうすれば良いのかがわかり、とても勉強になりました。
まずは知識をつけて、健康なうちに準備できる事はしておくことが大事なんだなと思いました。ありがとうございました。

 

 

 

 

北海道健康管理士会 (8)会

会員募集中

 

 

2024年11月 活動報告

 

日   時 令和6年11月10日  13:30~14:30
会   場 エルプラザ2階会議コーナー
参加人数 12名
テーマ 「酵素はこんなにすごい」
講師:江利山 範子さん(会員)
内 容

・人間の寿命を決めるもの
①酸化ストレス説
②テロメア説
③廊下遺伝子説
④酵素寿命説

 

 

・酸化ストレス説
活性酸素による組織の酸化が病気の原因となり、老化を促進する

 

 

・テロメア説
細胞分裂の度にDNAの末端にあるテロメアが擦り切れ、細胞の寿命が終わる
(50回位の細胞分裂で終わると言われている)がん細胞にはテロメアを修復するテロメラーゼという酵素があるのでなかなか死なない

 

 

・老化遺伝子説
老化がいくつかの電子によってプログラムされているという考え方
老化を促進する遺伝子のダフツー遺伝子を抑制し、長寿遺伝子のサーチュイン遺伝子を活性化させると寿命を延ばすことができるという研究が行われている(断食や極少食は長寿遺伝子を活性化させるとも言われている)

 

 

・酵素寿命説
体内の酵素の貯蔵量で寿命が決まるという考え方
体内の酵素が50%になったら死を迎えると想定される
体内酵素をムダ使いしない事が大事

 

 

・酵素とは
体内に取り入れた食べ物の消化や吸収、不要物の排出、エネルギー生産など生きる為に必要な化学反応を絶え間なく行い、これらの化学反応の速度を速める物質のこと
①化学変化を促進する物質(媒体)
②酵素なくしては、生命維持できる化学反応を作り出せない

 

 

2024年10月 活動報告

 

日   時 令和6年10月13日  13:30~14:30
会   場 エルプラザ4階研修室1
参加人数 8名
テーマ 「1日のタンパク質量と調理例」
講師:中井 小百合さん(会員)
内 容

1 たんぱく質とは
身体をつくり維持していくための大切な栄養素
酵素やホルモンとして代謝機能などの役割がある
必須アミノ酸9種類は食事から摂取しなければならない
・組織の成分として
・エネルギー源
・酵素の主成分
・ステロイドホルモン以外はタンパク質
・体液の浸透圧の調整
・抗原抗体反応(免疫反応)に重要な役割

 

2 日本人の食事摂取基準 2020年版
健康で標準体重であること生活習慣業ではない人に当てはまる
5年ごとに改定
PFCバランス たんぱく質13~20% 脂質20~30% 炭水化物50~60%
生活習慣病になりにくい=病院食
たんぱく質の食事接種基準
フレイル・サルコペニアの予防のため高齢者の方が接種基準が高い
たんぱく質の推奨量と目標量について 男性65g女性60g以上

 

3 フレイル・サルコペニアについて
フレイルとは、健康な状態と要介護状態の中間のこと
サルコペニアとは、 骨格筋量の低下、身体能力の低下
たんぱく質の摂取量が多いと、フレイル・サルコペニアの発症予防となる
1日1k体重あたりたんぱく質1g以上を摂取する

 

4 実際の食例
写真参照
たんぱく質は体内に貯蔵されず、余剰分は排出されてしまう
食事から一定量を取るのが理想
朝食にとると、筋肉の増加に繋がる
食材の選び方が大事 鶏肉ならもも肉より胸肉など

 

5 調理法
電子レンジの活用
ドレッシングの活用
ワンパンレシピなど

 

<参加者の感想>

 

中井さん、1日のたんぱく質量のお話ありがとうございました。
足りていないことが分かりました。
たんぱく質の不足がフレイルをもたらすこともこわい事ですね。
少し意識して食材を選び、組み合わせの調理も勉強になりました。

食べることは、生きること。
ワンパンレシピ、たんぱく質量を考えつつ、色々と試しながら続けていきたいと思いました。
中井さんありがとうございました。

中井さん講師健康セミナー (一日のタンパク質量と調理例) を聴いて色々な気づきがありました。
タンパク質量って高齢になればより必要だし、かなり意識しないと足りてない事や
一日単位でメニューを意識して足りなければ、納豆、豆腐、海苔、カツオ節、卵、スキムミルクなど手軽な食材で追加して摂取していこうと思いました。
中井さん ありがとうございました。

 

 

 

 

 

2024年9月 活動報告

 

日   時 令和6年9月8日  13:30~14:30
会   場 TKR札幌ホワイトビル カンファレンスセンター 6階(6A)
参加人数 9名
テーマ

「笑いヨガ」
講師:葛井 美輪さん(会員)

内 容

①1日何回笑ってますか?  
大人 およそ10~20回
子ども およそ400回

②笑う事と健康効果の歴史
ノーマン・カズンズ
ウィリアム・フライ博士
リー・バーグ博士
パッチ・アダムス博士
4人の共通点は ユーモアを使った笑いの効果

③笑いヨガ創始者 
1995年 マダン・カタリア博士・マデュリ・カタリア
笑いの効果を伝え健康効果だけでなく世界平和につなげている

④笑いヨガとは
・笑いの体操とヨガの呼吸法を組み合わせた新しい健康法
・冗談やユーモア、コメディに頼らすただ笑うだけ
・ヨガという名前でも、難しいポーズは無い
・みんなと笑うと無理なく笑える
・笑いは伝染する
・科学的根拠がある

⑤笑いヨガ5つの効果
・気分を高める
・健康上のメリット
・ビジネス上のメリット
・社会とつながる
・問題を抱えている時でも笑うことができる

⑥笑いヨガの健康効果

 

 

 

2024年8月 活動報告

 

日   時 令和6年8月4日  13:30~14:30
会   場 エルプラザ 2階会議コーナー
参加人数 11名
テーマ 「腎臓が寿命を決める!」
講師:菅原 正さん(会員)
内 容

●「腎臓が寿命を決める」と言われる理由は!
・「メッセージ物質」と呼ばれる伝達物質を出すことで他の臓器と連携して、
血管網と神経が全身の血圧も監視、主に内分泌と代謝の調整を行なっている
全身の酸素濃度もコントロール。
・食事で摂取される栄養素、長寿のカギを握ると言われるリンの代謝が寿命を制御(寿命が短い動物ほどリンの量が多く、リンが老化を加速させる。)

 

①腎臓とは
1.老廃物の排泄(尿素、尿酸、アンモニア、クレアチニン)
2.水分量の調節
3.電解質バランス(Na、K、Cl、P、Mg)
4.血液のpH(水素イオン指数.濃度)を調整
5.血圧の調整(レニンというホルモンとアンジオテンシンII)
6. Vitamin Dの活性化
7.エリスロポエチンの分泌(赤血球の生成)

 

②腎臓の役割
1尿を作ります~体内で出来た老廃物を排泄し、必要なものは再吸収する。
2体液のバランスを調整します~・尿量を調節し水分量を一定に保ちます。
・尿中の電解質の量と濃度を一定に保ちます。
・更に、むくみを防ぎ神経の伝達や筋肉の動きを調整する。
3ホルモンを作り、
骨も強くしてくれる~・赤血球を作るホルモン(エリスロポエチン)分泌し貧血を防止(腎性貧血)。

 

③大事な腎臓が危ない
・リンは骨を作るために必要不可欠なミネラルであると同時に、摂取しすぎると腎臓を急速に衰えさせてしまうので、取り扱いに気をつけなければならない。
我々は普通の食生活を送っているだけで、一日の必要量の3倍過剰摂取
・腎臓は30代をピークに、容積が減少。腎臓内部の組織が壊れたり、硬くなったりして、やがて機能が失われてしまう。『人は腎臓から老いていく』。

 

④腎臓とリンの関係
リンは骨の健康に関わる栄養素です。食習慣は長い時間をかけて作られていくものなので、健康な時から加工品やインスタント食品を控えるように心がけることが大切。特に女性は骨粗しょう症になりやすいと言われています。食生活を見直し、リンを摂りすぎていないか一度確認してみましょう。

 

⑤慢性腎臓病患者へ朗報
●2023年慢性腎臓病最新治療ガイドライン~1300万人の患者に朗報
「腎臓病を治す薬はない」と言われ続けて~最新の承認治療薬の進歩

 

⑥慢性腎臓病とは、まとめ
●そもそも、慢性腎臓病が進行すると~
原因は~(沈黙の臓器と呼ばれ不調に気づきにくい腎臓、
1540万人の「慢性腎臓病」患者、悪化すれば人工透析、移植。)

 

●腎臓病を予防するためには、⇒早期改善
1.食事療法や薬物治療に加えて、生活習慣を見直すことが重要。
2.腎臓病を予防・改善するための「8つの法則」は以下のとおり。
・生活スタイルをアクティブに
・健康的な食事をする
・血糖値をはかり、コントロールする
・血圧をチェックして、管理する
・適切な水分補給をする
・喫煙をしない
・腎臓の検査を定期的に受ける
・抗炎症/鎮痛剤に注意する(腎臓に負担がかかる「解熱鎮痛薬」と「脱水」の腎障害予防)

 

 

 

参加者の感想

・改めまして腎臓の機能や腎臓への負担・ダメージについての注意点などがクリアになりこれからの食生活での腎臓へのケアを考えていきたいと思います。                                 リンの過剰摂取は要注意ですね。中でもジャンクフードや加工食品、インスタント食品は通常食品よりも多く要注意ですね!またその他のトピックスも含めありがとうございました。

 

 

・普段循環器、腎臓内科などに携わる身として 腎臓を守るためにリンを制限する根拠や慢性腎不全の患者さんが増えて来ているという現状、がわかりとてもタメになりました。そして、健康な今から!自分や家族の腎臓を守るタメに食生活の見直しなどできることがあるなぁと思うばかりです。最新の情報もありがとうございます!ぜひ熱中症対策に取り入れていきます。

 

 

・とても勉強になる腎臓のお話ありがとうございました。 リンがカギを握るポイントだとわかり、色々気をつけなければならないと、感じました。 タイトル通り、腎臓は大切なんですね! ありがとうございました。

 

 

・とても参考になりました。現職で、血液の働きの話やホメオスタシス、恒常性の話をお客様にしています。体温調節、熱中症対策も良く話題になるので、今回の講義はどれも、ドンピシャの内容でした。参加させていただき感謝です。お医者様も知らない超最新情報まで聞けて、有意義な時間でした。ありがとうございました。

 

 

・先日、羽鳥さんの朝のテレビで「手のひらを冷やす」というのをやってました。AVA血管という言葉はなかったのですが、「ウォーキングなどするときは小さい保冷剤を手で持ちながらするといい」と言ってました。AVA血管のことだったんだと今日知りました。 臓器は知れば知るほど面白いですね。生きて行くために本当にうまくできています。臓器のことも勉強はしましたけど結構忘れてます。臓器の働きのセミナーもまたやってほしいです。
一度、尿路結石になった時に、石が腎臓の入り口に詰まって片方だけ機能しなくなった事があります。腎臓は2つあるのでなんとかなりましたが、ものすごく具合が悪く寝込んでしまった。そんなことも思い出しました。

 

 

・ありがとうございました。リンの代謝は寿命を゙握っていることや、AVA血管など勉強になりました。

 

 

2024年7月 活動報告

 

日   時 令和6年7月7日  13:30~14:30
会   場 エルプラザ 4階研修室2
参加人数 10名
テーマ 「ほすぴ199号、知って活かせる!健康情報~疲労編」
講師:村本 麻美子さん(会員)
内 容

内容
講師村本さんの経験談
仕事が忙しく残業続きで睡眠時間が取れなかった時期があった。頭が疲労して考えがまとまらず資料作りに苦労した経験がある 睡眠は疲労回復に重要ということを実感した。SNS、様々なメディアで1日に触れる情報量が非常に多い現代。過去に遡ると現代の1日分の情報量は、江戸時代の一年分。手紙は飛脚が何日もかけて届けていた。平安時代なら一生分?!脳の処理能力は変わっていないはず。。。
食生活でも疲労している。チェックしてみよう!
P14参照
先月のセミナー資料を元にグルテン、カゼインは消化されにくい。人間の体は1〜2万年前から変わっていない。原始的な生活とは程遠い現代 食事から摂取した糖質はグリコーゲンとして貯蔵されているが、動かない、食べ過ぎている。。。中性脂肪が増える。内臓も消化するために忙しい。疲労回復のために摂取するドリンク剤は何が入っているかよく見てみよう。ほとんどが糖質か炭水化物(果糖ブドウ糖液糖)ステックシュガー数本分に相当する糖分が入っていることを知ろう。特に子供に飲ませる時には注意が必要。薬やサプリに頼らず疲れの原因を見極めて 自分にあった対応をする知識が必要。

 

<参加者の感想>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

●村本さんバージョンがとても良かったです。一人でほすぴを勉強するよりも気付きも多く、一つのテーマで皆さんと学びを深めあう時間は健康管理士会の醍醐味だとも感じました!
情報過多で脳に負担をかけていないか?食べ過ぎ飲み過ぎ、人工的な食べ物の摂取や不必要な食べ物の摂取で内臓に負担をかけ過ぎていないか?自分の身体に問いかけながら、もっと自分の身体への感謝と労わりも忘れず、心の豊かも大事にして毎日を過ごしたいと思いました。ありがとうございました。

 

●テーマは「疲労」について、村本さんお疲れさまでした。
大変解りやすく有意義なセミナーでした。人間は元来、狩猟民族であった。そして狩猟民族としての代謝メカニズムに身体は作られているという話がありました。 激しく共感いたしました!その後、農耕民族となり穀物を食べるようになり、まして現代は手を伸ばせば甘いものだらけ。長年の甘いものだらけの消化代謝には身体は耐えうる様には、実はなっていない現実もあると思います。人間の身体はこの大量に摂取する甘いものを消化代謝し続けていると副腎のホルモン分泌や自律神経への影響や糖化等により歪が出てくると思います。(血糖値スパイク・副腎疲労・血圧調整など) 人間のエネルギー代謝メカニズムに合う食事・栄養が重要と改めて振り返ることが出来ました。                            また、現代の情報量の多さによる脳疲労も、考えさせていただきました。そう言った面からも、瞑想による心・身・脳へのリラックスタイムも大変良い事だなあと思いました。ありがとうございました。

 

●セミナー初参加させていただきました。村本さん、講義ありがとうございました。新米の私には村本さんのわかりやすい説明がとても聞きやすかったです。一口に疲労と言っても多くの情報量に振り回される脳疲労や添加物など食生活がもたらす内蔵疲労、また筋肉不足による疲労など様々で、当然その原因も多岐に渡ります。原因に目を向けずに一時的な解消に走ることの危険を感じました。生き延びる本能のため、目の前にあるものを食べ余分は中性脂肪に蓄え将来の飢餓に備えるけれど、飢餓状態になることしてなく運動量も少ないので中性脂肪を消費できずにいるとの話に納得しました。自分の生活を振り返り、疲労させないよう見直していきたいと思います。ありがとうございました。

 

●村本さん講師お疲れ様でした。 わたし達が1日に触れてる情報量が江戸時代の1年分、さらに平安時代の一生分だということ!いかに情報量に振り回されていて、脳疲労が溜まっているかを痛感しました。身体の機能はマンモスを追いかけていた頃と大きく変わってないのに、情報量で脳を疲れさせ、疲労回復サプリやドリンクで一瞬疲労回復した気になっているけど内蔵をじわじわと弱らせている。5月、6月の栄養と添加物の話と繋がっていて、とても深い内容でした。生活習慣をさらに見直すきっかけにもなりました。ありがとうございます。

 

 

2024年6月 活動報告

 

日   時 令和6年6月9日  13:30~14:40
会   場 エルプラザ 4階研修室2
参加人数 14名
テーマ

「食事と栄養素で考える花粉ムズムズ・アレルギー」

         講師:並河 康浩さん(会員)

内 容

1. 花粉・アレルギートラブル
2. お食事を見直そう
3. 目のかゆみと脂の意外な関係
4. 脂と炎症の関係
5. 炎症を抑えるキーワード
6. 糖質と炎症の関係
7. ビタミンDの驚きの働き
8. まとめ

 

 

1. 花粉・アレルギートラブル

昨今、花粉症は爆発的に増え続けている。
症状もつらく、なんとかしたい人は薬に頼ってしまいがちだが、薬を飲んでいても なかなか快方しない人もいる。

 

 

2. お食事を見直そう

分子栄養学では、日頃摂っている食事・栄養素を見ていく。

不調が起きる仕組み
花粉を異物と認識→防御反応→炎症反応
炎症とは、赤くなる・腫れる・熱を持つ・痛みを伴う・機能障害
花粉症も炎症の一種

 

 

3.目のかゆみと油の意外は関係

オメガ3脂肪酸のアレルギー性結膜炎への改善効果
脂とは、エネルギー源・栄養吸収・細胞膜の構成要素。ホルモン合成・絶縁体としての機能・炎症の調節

 

 

4.脂と炎症は深い関係がある

 

 

5. 炎症を抑えるキーワード

オメガ6(コンビニ・ファーストフードのたべもの)
→アレルギーの促進・炎症促進・血栓促進・血液を固める
オメガ3(和食、魚)

→アレルギーの抑制・炎症抑制・血栓抑制・血管拡張

炎症を抑える脂→亜麻仁油、エゴマ脂、魚油
油は細胞膜に組み込まれるので、トランス脂肪酸にも注意

 

 

6.糖質と炎症の関係

血糖値に関わるホルモン-コルチゾール
コルチゾールは
ストレスに対抗する・ぜんそく・アレルギーの炎症を抑える・血糖値をコントロール
血糖値スパイクによりたくさんのコルチゾールやアドレナリン等のホルモンが出動

腸を元気にする食事
免疫細胞の7割は腸に集まっている
腸を元気にする事も重要→腸活
グルテンフリー・カゼインフリー→小麦製品・乳製品を控える食事

花粉トラブルで頼りになる栄養素-ビタミンD

 

 

7.ビタミンDの働き

カルシウムとリンの吸収促進
骨の形成と成長促進
遺伝子の働きを調節
筋肉を動かすための神経伝達
細胞と成長と分化
免疫の正常な働き
糖尿病予想(インスリン分泌)
発がんの抑制
メンタルにも効果がある

 

 

8.まとめ

・花粉症も炎症反応の一つ
・炎症のコントロールは脂がキー
・脂の種類-オメガ3を多めに意識
・朝食は和食、魚料理も多めに
・トランス脂肪酸に注意しましょう
・血糖値スパイクを起こさないように
・甘い物に注意、コルチゾールを必要以上に出さない
・アレルギーなど腸を荒らさないように(GF,CF)
・ビタミンDで腸壁をコントロール強化
そして、
腸壁や粘膜、すべての臓器、免疫、血液などを作っているのはタンパク質です。
タンパク質(プロテイン)はギリシャ語で「最も大切、第一の」Proteiosと言う言葉が語源
You are what you eat
あなたはあなたの食べたものからできている

 

 

・今後の知識レベル向上に役立てていけそうで、楽しかったです。

・「アレルギー対策を栄養で!」魅力あるテーマでした。分子栄養学の大切さを感じています。また勉強させてください。

・主人が花粉症がひどく、参考にしていきたいと思います。良かれと思っていたことも、実は違っていた、カゼインについてはちょっとショックでした。

・並河さんの温かいお人柄だったり、人生を楽しんで過ごしていらっしゃる姿などを感じる事が出来心地よい時間です。私もそんな生き方をしたいですし、そんなセミナー講師を目指したいと思いました。アレルギーや花粉症は、とても興味深い内容で、栄養の取り方のポイントもわかりやすく学ぶ事ができました。ありがとうございました。

・私も娘もアレルギー体質なので、とても有難いお話でした。脂の取り方、糖とアレルギーの関係、ビタミンDの大切さ、毎日の暮らしの中で、できる事から取り組んでいこうと思います。ありがとうございました。

 

2024年5月 活動報告

 

日   時 令和6年5月12日  13:30~14:30
会   場 エルプラザ 4階研修室2
参加人数 12名
テーマ 「食品添加物について」
講師:上野 久美子(会員)
内 容

1. 食品添加物とは
2. 表示方法
3. 食品添加物の種類
4. 日本と世界との差
日本は世界に比べても添加物の料が多い
5. 安全基準
一つ一つの添加物は安全でも、相互作用に問題がある可能性
体質や体調などにも影響がある可能性
6. 食品添加物
①着色料、②保存料、発色剤、③パン類、④調味料、⑤漂白剤・防カビ剤、⑥リン酸塩、⑦甘味料
7. 気を付けたい食品
①甘味料:ゼロカロリーやダイエット食品などにある人工甘味料
②トランス脂肪酸:油の取り方
③難消化デキストリン:水溶性食物繊維の摂りすぎ注意
8. 気を付けたい農薬
日本は農薬利用が多い
ラウンドアップと遺伝子組み換え食物について
9. 残留農薬
農薬の多い食品・少ない食品
10. 食品添加物との付き合い方
食品添加物の良い面は活用しながら、天然の添加物を意識する、野菜や果物は良く洗う、オーガニックのものを選ぶ、調味料にこだわり手作りの食事を心がける、デトックスを日頃から意識して、上手に付き合っていきましょう

 

【参加者の感想】
・日本は添加物天国なんだということを改めて知りました。買い物をする時に輸入食材は気にしているけど、国内産表示でも食品表示を確認することをしていこうと思いました。
今日の食事でどんな組み合わせでどの添加物を排除するかまで考えなくてはいけないなんて知らなったことは反省です。
外食時はどうしても自然と添加物を取ってしまうので、定期的にデトックスしたり、白湯を飲む習慣を継続しようと思いました。

・食品添加物は、食事の際に加工品はなるべく使わない様にはしていますが、ありとあらゆるものに入っているので、本当に難しい事だと思います。常に頭に置いてると少しは違うと思うので、気をつけて食材を選びたいです。
中国産は避けていましたが、日本も添加物が多いという事なので、国産も安心だと言う考えは100%ではないんだと思いました。

・食品添加物は出来れば体内に入れたくはありませんが、それぞれの添加物の特徴や気を付けるべきポイントを知り、デトックス力や自己免疫力を高めていく事が大切だと再認識しました。