2019年3月 月例会を行いました
活動名 | 3月度月例会 | ||||||||||||||||||||
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日 時 | 2019年3月24日(日) 13:00~16:15 | ||||||||||||||||||||
場 所 | ナディアパーク デザインセンタービル6階 市民活動推進センター 集会室 | ||||||||||||||||||||
テーマ | ほすぴ168号 勉強会 & 会員活動報告 | ||||||||||||||||||||
出席者 | 会員36名 (男性15名、女性21名) | ||||||||||||||||||||
内 容 |
<学習会補足>データによると女性は運動が嫌いという人が多い。しかし、最近は50代以上によると男性女性共に運動する人が増えています。運動習慣がない人の筋肉量(特に下肢)は20代をピークに減少を続け70代で要介護ライン(-30%)に達する人が現れます。生涯健康のためには30分程度のウォーキングから始め、慣れて来たらジョギングを無理のない範囲で試してみましょう。ウォーキングよりジョギングの方が楽なのです。これは両足が空中に浮いて着地する際の勢いが推進力になるからです。ゆっくりでもウォーキングの約2倍のカロリーを消費でき下肢や心肺が鍛えられるのを実感できます。ジョギングを続ければ、基礎代謝量が上がり、持久力、免疫力向上、肥満予防、冷え症、肩こりの改善などができます。栄養の面では、マラソンをすると鉄分が失われるので一緒にビタミンCを補充するようにしましょう。健康長寿の基礎を作り生涯健康を実現しましょう。 < グループ討議補足> グループ討議は、A谷口優子、B林敦郎、C中野勉、D森幹雄、E山根千恵美が発表。 <会員活動報告要約>清須市の食生活改善推進協議会のボランティア活動をしている。離乳食教室、生活習慣予防教室、中学校食育(おやつ作り)食育祭り、親子料理教室、男性の料理教室、やさしい介護食、高齢者シニアカフェ。善玉コレステロールを増やす合言葉『オ・サ・カ・ナ・ス・キ・ヤ・ネ』。オ=お茶、サ=魚(青魚)、カ=海藻(もずく、ひじき、昆布等)。ナ=納豆(大豆製品、豆乳、豆腐等)、ス=お酢、キ=きのこ(シイタケ、エリンギ、マイタケ等)、ヤ=野菜(トマト、カボチャ、青菜等)ネ=ネギ類(長ねぎ、玉ねぎ、ニラ等)。町内でチラシを配布し活動している。食生活推進員は食育アドバイザー。活動スローガンは『私たちの健康は私たちの手で』。シニア活動として健康教室を行っている。シニア介護予防ヨガ(椅子に座って出来る軽運動等) 月例会の様子 市川元英、神谷 進
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2019年2月 月例会を行いました
活動名 | 2月度月例会 |
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日 時 | 2019年2月24日(日) 13:00~16:10 |
場 所 | イーブルなごや 第4集会室 地下鉄 東別院駅1番出口から東へ徒歩3分 |
テーマ | ほすぴ学習会&会員活動報告 |
出席者 | 出席者34名 (男性12名、女性22名) |
内 容 | 13:00~13:20 受付。 記録:市川元英理事 13:20~13:23 開会挨拶:嶋﨑國郎理事 理事長挨拶:戸松義明理事長 新会員紹介:上田由香利さん 13:23~13:27 本日のスケジュール説明、1月度月例会アンケート結果報告、アイスブレイク:嶋﨑國郎理事 13:27~14:02 学習会「ほすぴ167号、2018年 健康のための最新情報」 発表:森山 薫さん <要約>健康寿命とは国民生活基礎調査における質問「あなたは現在、健康上の問題で日常生活に何か影響がありますか」に対し「ある」と答えた人の年齢を平均したものです。平均寿命との差は約10年ありその間、他者の支援や介護が必要です。主因は骨折などによる運動器障害、認知症、脳血管疾患です。一方、人の寿命は100歳以上ですがその寿命を元気に全うできる人はまれで、悪性新生物、心疾患、脳血管疾患などで命を落としています。若年層でも白血病、脳腫瘍、精・卵巣・子宮・乳がんが発生しています。そうなってしまう原因の根っこは、多くの場合、生活習慣の悪化による過度の精神的・肉体的ストレス(過度の運動、過食・運動不足・内臓脂肪蓄積、筋肉減少・睡眠不足・たばこ・過度の飲酒、スマホ・ゲーム依存などによる時計遺伝子のリズムに反した長年の生活等)であると言われています。免疫は昼間の適度な運動で活性化し夜は休息のリズムで働き、その7割は腸内環境が関係していることなどを考えれば理解できます。医学の進歩でこれらの疾患の検査は負担が少なく受診出来ます。新車を丁寧に乗り、定期点検に出し、不具合が有ればメンテナンスし、大切に扱い、長く楽しむ様に、私達の体も大切に扱い、楽しく充実した人生にして行きましょう。 14:02~14:30 A~Eグループに分かれ討議、進行担当:市川元英理事 14:30~14:50 各グループ討議結果の発表(主要報告のみ記載) A;大橋康人さん、大病を経験した体験談の紹介。食事と睡眠で完治したが不摂生で再発、意識改革が必要。 B;吉田昭子さん、毛髪検査を受け食品添加物の摂取状況を知った体験、がんの遺伝子検査を受けた体験。 C;加藤豊子さん、がん検診を能動的に受診し、甘い物、ご飯の食べ過ぎの防止を、一度腹八分で止める事で実現。 D;河野隆さん、認知症患者を施設に入れたら進行が速まり家に戻し家族が丁寧にケアしたら進行が遅くなった体験。 E;山田里美さん、不調で健診を3年続けて受け漸く腎臓の異常が見つかった。セカンドオピニオンなどの知識が必要。 14:50~15:00 休憩 15:00~15:30 会員活動報告「病院の窓口から」 発表:服部宜子 <要約>私は大きな病院の看護師を定年退職し今は同じ病院で入院患者の入院手続きの案内をしています。今日は入院が必要な患者の実態について説明したいと思います。急に視力が衰えた、疲れる、足がむくむなどで来院される方が非常に多いのですが、実は糖尿病による網膜症、腎症、壊疽(えそ)の一歩手前で透析が必要といった状況です。生活習慣病は無症状で進み、突然これらの症状が出て、その時は後遺症で苦しむ怖い病気であることを再認識してください。受診が遅れる原因の一つに、待ち時間3時間、受診3分が言われますが、患者側にも原因があります。「いつから、どの程度、どこがどうなったか」があやふやなのです。また子供の時受けた病気、手術、怪我、アレルギーまで説明が求められますので整理しておいてください。使用サプリメント、お薬手帳、院内投薬の書類を全て持参し、「言いたい事、聞きたい事」をしっかり説明できるようにしてください。痛みはその程度を客観的に説明する資料で説明してください。歯・口腔内の健康については手術後の肺炎発症と関連がありますので普段から治療をしておいてください。血圧が高いということは生活習慣病の入り口のサインです。この段階でしっかり治療し次の重篤な疾患の発症を予防しましょう。 15:30~15:43 質疑応答:症状が不定の場合は総合内科へ、多数の薬の服用はまとめて薬剤師に相談をなど。 15:43~16:00 連絡事項: ①発表時プロジェクターが必要な人は必ず申し出る、japa会費と当会会費の説明:渡辺副理事長 ②3、4、5、6、7月の月例会&講師養成研修会案内:嶋﨑國郎理事 ③講師養成研修会の案内、修了者申し出のお願い、7月「サマーセミナー」の説明;山岸久夫運営委員 16:00~16:10 ストレッチ:渡邉恵運営委員、アンケート記入後解散 月例会の様子 神谷 進
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2019年2月 講師養成研修会を行いました
活動名 | 2月度 講師養成研修会 |
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日 時 | 2019年2月9日(土) 13:00~14:47 |
場 所 | ブラザーコミュニケーションスペース 名鉄堀田駅下車 徒歩2分、地下鉄堀田駅下車徒歩3分 |
テーマ | 講師養成講座 第1部「視覚に訴えるスライド作成技術」 第2部「引き込まれる話し方テクニック」 |
出席者 | 愛知県健康管理士会会員16名(男性5名、女性11名) |
内 容 | 13:00~13:01 開会挨拶、渡辺美佐子副理事長、記録:市川元英理事 13:01~14:00 第一部;講師養成講座 講師:山岸久夫運営委員 第7回「視覚に訴えるスライド作成技術」 <要約>情報量の83%は視覚から脳に伝わります。プレゼンテーションにパワーポイントを使うと効果的なのはこのためです。ポイントは「一目瞭然」。文字の羅列は避け、図解化し、見やすく、分かり易く、カラー化します。図解化した情報は右脳に伝わり長期記憶化されます。逆に文字情報は左脳で短期記憶化されますので忘れ易いのです。訴えたいことを聴衆の記憶に長く留めてもらうために図解化をしましょう。5W2Hで説明する場合、Where(どこで)は地図、Who(だれに)は写真や似顔絵、What(なにを)はイメージ図や写真、When(いつ)は計画表、Why(なぜ)はグラフや特性要因図、How(どのように)はプロセスステップ図、How much(いくらで)は損益分岐図などで表現します。毎日の新聞や雑誌などで図解化の技術を学びましょう。各スライドには見出し(タイトル)が付きますが、結論を明記します。例えば、グラフのタイトルが「商品の売り上額と在庫量推移」なら、”だから何?、何が言いたいの?”と言われてしまいます。「売り上げ40%上昇、在庫40%減少」とすれば「一目瞭然」です。スライドの背景、タイトルの文字の大きさ、色など「スタイル」を統一するとより理解が進みます。 インターネットのアニメーションや動画の引用も効果的です。スライド作成の原則はKeep It simple and short(シンプルで短く),Less is More(情報量は少ない方が伝わる)です。しかしスライドよりもっと大切な視覚物があります。それは講師です。常に誠実な態度で、プレゼンテーションに臨みましょう。 <ワーク>ゾウ、ウサギ、クマの玉入れ数をグラフ化し、グラフの種類別にグラフの使い方を学びました。 13:45~13:55 —–休憩—– 13:55~14:47 第二部;講師養成講座 講師:山岸久夫運営委員 第8回「引き込まれる話し方テクニック」 <要約>引き込まれるプレゼンテーションにするためには「変化をつけた話し方」をすることが大切です。ひたすら同じ、単調なトーンで、延々と話し続けられると、誰でも眠くなってしまいます。プロの話し方にはメリハリがあります。「怒涛の波返しの術」という手法です。強調したい時は、少し間を置いて、怒涛のように大きな声で、たたみかけ、次は波がゆっくり、小さく、引くように、小さな声で、ゆっくり話す方法です。この差が大きいほど聴衆に与える印象が大きくなります。特に聴衆の利益につながる部分は、この手法を用いましょう。 Less is more シンプルなプレゼンテーションほど伝わり引き込まれます。聴衆の利益は何かを考え抜き、キーワードを明確にし、やさしい日常語で、シンプルに語りかけましょう。具体例を用い、断定的に言い切り、熱意を込め、アイコンタクトで間をとりながら、対話形式で、聴衆を引き込みましょう。You Tubeの動画で、具体的に、林家さんまさん、黒柳徹子さん、渡部陽一さんの話し方の違いを、また浜田幸一さんの動画で、同じ内容でも、しゃべり方で全く異なる話に聞こえるという事実も学びました。 <ワーク>二人ペアになり最近のグッドニュースを、「変化をつけた話し方」で相手に説明する練習を行いました。実際には説明することで精一杯で、引き込まれる話し方ができません。習得には何回も繰り返し練習する必要があることを理解しました。 講師養成研修会の様子 神谷 進
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2019年1月 月例会を行いました
活動名 | 1月度月例会 |
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日 時 | 2019年1月27日(日) 13:00~16:25 |
場 所 | ナディアパーク デザインセンタービル6階 市民活動推進センター 集会室 |
テーマ | 第30回公開健康セミナー 第1部 「メヂカラトレーニングで生活力改善」 第2部 「合氣道で若返ろう」 |
出席者 | 出席者69名 (男性31名、女性38名) 会員(男性16、女性20、当日入会会員 男性5、女性6) 一般(男性10、女性12) |
内 容 | 13:00~13:22 受付 記録:市川元英理事 13:22~13:29 開会挨拶、本日のスケジュール:嶋﨑國郎理事、理事長挨拶、講師紹介:戸松義明理事長 13:29~15:57 第1部;第30回 公開健康セミナー 「メヂカラトレーニングで生活力改善」 (質疑応答5分含む) 講師:愛知工業大学 名誉教授 石垣尚男 先生 <要約>メヂカラとは、目から入る情報を正しく認識する力です。健康診断で測定する視力ではありません。目を大きく動かし広い視野で短時間に沢山の情報を正しく認識できれば”メヂカラが高い”です。メヂカラは20歳頃がピークで加齢により徐々に低下しますので高齢者の交通事故が多くなるのです。車社会の現代では意識して運動しないと運動不足で体が衰えるのと同じで、テレビ、スマホなどで目をあまり動かさない生活を続けていると、目を動かす筋肉が衰え視野が狭くなりメヂカラは低下します。左右、上下、斜めの眼球運動(メジカラトレーニング)を各20回、1日に合計80回程度行い、沢山の対象物を正しく認識しましょう。2~3ヵ月続けることで効果が出ます。ドライアイと言われ、目の奥が刺すように痛く、医師からの目薬も効かず、片目で交互に見る状態の女性が、風呂やベットで眼球運動を3ヵ月続けた結果、目の痛みが消え目薬が不用になりました。ある予備校では国語の長文読解問題の文章が長くなることへの対策としてメジカラトレーニングを実施したところ平均点が優位に向上しました。製造会社の目視検査工程でも成果を上げています。メジカラトレーニングを日々行い、健康寿命を延ばし、人生を大いに楽しみましょう。 14:57~15:11 ~休憩~ 15:11~15:57 第2部;「合氣道で若返ろう」 (質疑応答5分含む) ~合氣道をもっと身近に/自分の体を知ろう~ 講師:健康管理士一般指導員 河野 隆 <要約>私は45歳の時、心身統一合氣道に出合いました。合氣道は”武道”です。漢字の”武”は戦いを止める、が語源で、試合や競技を行いません。どこまでも相手を理解し、相手からの攻撃を”よける”のです。 そのためには合氣道の5原則①氣が出ている(気持ちを相手に向ける)、②相手の心を知る、③相手の氣を尊ぶ、④相手の立場に立つ、⑤率先窮行(先に立って導く)に我が身を置く必要があります。動いている間も5原則が維持出来る様に稽古します。 5原則の実現には①つま先体重、②仙骨を起こし、③リラックスし、④臍(へそ)下一点に氣を置く、”基本姿勢”を取る必要があります。基本姿勢は体を柔らかくし、疲れにくく、歩行を速め、若さを保ち、ストレスを和らげます。 日々自分の姿勢をチェックして、自分を知り、改善し、若返りましょう。そして人と、距離的、視覚的、心理的間合いを保ち、油断せずに、災害や犯罪から我が身を守りましょう。 <体験>合氣道の基本姿勢と、いつもしている姿勢との違いを体験するために、重い負荷を肩に掛けるテストをしました。合氣道の基本姿勢では、重い負荷を難なく支えられますが、いつもしている姿勢では支えられません。合気道の素晴らしさが実感できました。 15:57~16:25 当日入会会員11名の自己紹介、12月月例会アンケート結果説明、2~4月月例会お知らせ:嶋﨑理國郎理事 講師養成研修会説明:山岸久夫運営委員、 JAPA健康管理士ニュース説明:神谷進理事、 アンケート記入。 月例会の様子 神谷 進
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2019年1月 講師養成研修会を行いました
活動名 | 1月度 講師養成研修会 |
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日 時 | 2019年1月12日(土) 13:00~14:50 |
場 所 | ブラザーコミュニケーションスペース 名鉄堀田駅下車 徒歩2分、地下鉄堀田駅下車徒歩3分 |
テーマ | 講師養成講座と、プレゼンテーションの実習 |
出席者 | 愛知県健康管理士会会員20名(男性9名、女性11名) |
内 容 | 13:00~13:01 開会挨拶、渡辺美佐子副理事長、記録:市川元英理事 13:01~14:00 第一部;講師養成講座「パワーポイント活用の為に知っておくこと」 講師:山岸久夫運営委員 <要約>人間には視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感が備わっており、その五感を介し脳に情報を伝達しています。情報量は視覚から83%、聴覚から11%、触覚から3%、味覚2%、臭覚1%と圧倒的に視覚、聴覚から情報を得ています。従ってプレゼンを、楽しく、解り易く、興味深くするには、「語る」だけよりも、スクリーンに図などを映し「見せて、語る」方が聴衆の理解が深まり記憶が定着します。聴衆から講師とスクリーンが良く見える様に机、椅子、照明などの配置に注意を払い、時計やビラ、外界が見える、など聴衆の集中を妨げる物は対策をします。講師もスクリーンを遮ることが無いようにして、聴衆に向かって語り、スクリーンに映したことは全て説明します。スクリーンに関係ない説明をする時はスクリーンをブラックアウトし講師の話に集中できる様にします。パソコンが故障すると集中できなくなります。紙の資料を準備しておくことも大切です。「百聞は一見にしかず」、一見すれば、講師の考えが理解できて、行動に移せて、成果が出せるような、具体的で、シンプルな図のパワーポイント資料を作成しましょう。 <ワーク>一人が紙に書かれた図形を見て理解し、聴衆にその図形を言葉だけで説明。聴衆は聞き取った図形を紙に描く。結果は約2割の人しか正確に図形を描けなかった。伝えたいことは、一目で分かる図を示し、言葉で説明することの大切さが良く理解できました。 14:00~14:10 —–休憩—– 14:10~14:50 第二部;「合氣道で若返ろう。合氣道をもっと身近に/自分の体を知ろう 」 講師:河野 隆(愛知県健康管理士 会員) <要約>私は45歳の時、心身統一合氣道に出合いました。合氣道は”武道”です。漢字の”武”は戦いを止める、が語源で、試合や競技を行いません。どこまでも相手を理解し、相手からの攻撃を”よける”のです。そのためには合氣道の5原則①氣が出ている(気持ちを相手に向ける)、②相手の心を知る、③相手の氣を尊ぶ、④相手の立場に立つ、⑤率先窮行(断固としてやる)に我が身を置く必要があります。動いている間も5原則が維持出来る様に稽古します。5原則の実現には①つま先体重、②仙骨を起こし、③リラックスし、④臍(へそ)下一点に氣を置く、”基本姿勢”を取る必要があります。基本姿勢は体を柔らかくし、疲れにくく、歩行を速め、若さを保ち、ストレスを和らげます。日々自分の姿勢をチェックして、自分を知り、改善し、若返りましょう。そして人と、距離的、視覚的、心理的間合いを保ち、油断せずに、災害や犯罪から我が身を守りましょう。 <ワーク>3人1組になり、1人がいつもの立姿勢をとる。あとの2人は両手を組み、立姿勢の人の肩に1人ずつ自分の両手を掛け、全体重を掛ける。次に基本姿勢で同じことを行う。いつもの姿勢は姿勢が保てないが、基本姿勢は力を入れなくても2人の体重をムリなく支えられる。次にいつもの姿勢で両手をブラブラ揺すり、その後肘を伸ばし止める。別の1人がその腕を曲げてみる。いつもの姿勢では腕は肘が簡単に曲がるが、基本姿勢では曲がらない。合氣道の考えと基本姿勢の大切さが実感できました。 神谷 進
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