脳血管疾患② くも膜下出血

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くも膜下出血について説明いたします。

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脳血管疾患とは

脳血管疾患による平成23年の死亡数は、12万3867人で死亡総数の9.9%を占め、死因順位は第4位となっています。

-脳血管疾患の死亡率の推移-
脳血管疾患の死亡率の推移

死亡率は、昭和23年には117.9であったものが、35年に160.7、45年には175.8と上昇を続けた後、低下に転じ、平成元年以降は100を下回っていましたが、ICD-10(世界保健機構(WHO)の設定した、国際疾病分類の第10版)の適用等により死亡数が変化し、一度は上昇するものの、その後は医学技術の進歩によって、緩やかに低下し、平成23年は98.2となっています。

 

脳血管疾患とは、脳の血管のトラブルによって脳細胞が障害を受ける病気の総称です。主なものには、脳内の血管が破れる「脳内出血」、脳を覆っている軟膜とその上のくも膜の間で出血する「くも膜下出血」、血管が詰まる「脳梗塞」がありますが、これらをまとめて脳卒中といいます。

「卒中」とは「卒然として邪風に中-あた-る(突然、悪い風にあたって倒れる)」という意味です。脳卒中はある日突然起こるため恐ろしいのですが、前兆が全くないわけではないのです。

-脳血管疾患の種類-
脳血管疾患の種類
脳内出血 くも膜下出血 脳梗塞 

 

くも膜下出血とは

脳は外から順に硬膜、くも膜、軟膜で覆われています。そして、くも膜と軟膜との間のくも膜下腔には、脳脊髄液が常に循環しています。このくも膜下腔に起こる出血のことを、くも膜下出血といい、脳卒中の中で、最も死亡率が高い病気です。

なぜなら、くも膜下腔には、脳に酸素と栄養を送るための太い動脈が張り巡らされており、これらから出血が起きると、一気にくも膜下腔に広がっていき、急激に頭蓋内圧の亢進が起こります。その結果、呼吸停止や循環停止が起こり、急死につながってしまうのです。

 くも膜下出血

 

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